見出し画像

コーダーとして即採用レベルまでを身につけるまでのカリキュラム

私自身がここまでできたら仕事を振れるなぁと思う、コーダーとして学ぶべき内容を挙げてみたいと思います。
各項目を上から順番に勉強していく流れで考えています。

画像1

Photoshopで画像加工や色味の調整を学ぶ

まず、一番最初はデザイン系ソフトの習得です。
デザインデータをコーディングするとき、画像加工等の小さな修正作業はコーダー側で対応することになります。そのためデザイン系ソフトの王道Photoshopを覚えましょう。
機能がすごく多いので全部を覚える必要はなく、画像の加工や色味の調整程度の基本的な部分に特化する感じです。

Photoshop、Illustraotor、Adobe XDでスライス機能を覚える

次はWebサイトで使用する画像の書き出し方法について学びます。
デザイナーにより使用ソフトが違うため、画像の書き出し作業は複数のソフトでできた方がいいと思います。
複数のソフトを扱うため、画像を書き出す部分の使い方だけ覚えるようにして学ぶ内容を軽くします。

画像2

HTML、CSSの習得とWebページのコーディング

ここがコーダーのメインとなるので大きく時間を取ります。
HTMLの基本的な概要と記述方法、タグの説明。CSSも同様に記述方法とプロパティの説明となります。
一通り学習できた頃にPhotoshopで作られた簡単なサンプルサイトを元にコーディングしていく練習をします。レスポンシブに対応したいので、PCとスマホの画面をしっかり作りましょう。
CSS設計に通ずるBEMとSassについてもできれば説明したいですね。

jQueryでモーダルウィンドウとスライドショーの実装練習

Webサイト制作でもプログラムを使う機会は多いです。WebではjQueryを使うことが基本なのでこちらを勉強していきます。
まずはプラグインを使ってモーダルウィンドウとスライドショーを作ることを学んでいきます。
そのほかハンバーガーメニューとページトップ、ドロワーなどWebサイトでよく使う機能について勉強します。

画像3

WordPressの構築、テーマとプラグイン使ったカスタマイズ

Web案件でCMSを導入することも多々あります。その中で王道のWordPressを勉強します。
XAMPPを使ったローカル環境の構築、よく使われているプラグインの紹介と実装、オリジナルテーマを作っていくあたりを進めていきます。
内容としてはカスタム投稿まで一通りテーマの構築ができるとことまでを想定しています。
構築したWebサイトは実際にレンタルサーバを借りてアップロードするところまでやりたいところです。

画像4

企画書の立案と作成

上記まで一通りWebサイトを作る基本部分を学んだので、ここからは応用になります。
実際に自分たちでWebサイトを作ることを想定をした課題を出し、作業を進めていきます。
ここでは事前調査やスケジューリングなど必要な項目の洗い出しと整理する方法を学んでいきます。
また、企画を立てて説明するための書類を作るためプレゼンテーションソフトを使います。

デザインデータを作る

上記課題ではWebサイトを作るためデザインデータが必要になります。デザインソフトはPhotoshopになりますが、任意でAdobe XDも可能とします。
デザインを起こすため、手書きのラフから始まり、ワイヤーフレーム、デザインカンプと進めていきます。
デザインデータはPCとスマホ共に必要なページ分だけ作ります。

自力でコーディング

デザインデータが完成した後はコーディングの作業になります。自作したデザインデータを元にコーディングしていきましょう。
作業はWebサイトに必要なページ全部とレスポンシブ対応、jQueryを使ったリッチコンテンツも含めます。

画像5

成果物の発表

課題の全行程が完了したら、自分たちが作った成果物を実際に発表することになります。
そのため事前にプレゼンテーションのやりかたについて勉強します。
プレゼンでは企画書、成果物その他必要な資料を用意しておき、それらを使って発表していきます。

ポートフォリオ作成

最後は面接時企業に見せるためのポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオは本人が現在できるスキルを見せるため大変重要です。
ポートフォリオ用のファイルで成果物を紙でまとめるか、レンタルサーバを借りてポートフォリオサイトを作り公開します。

学習期間

上記内容で6ヶ月くらいを想定していますが、おそらく~9ヶ月くらいかかると思われます。
この内容を習得できれば、地方都市で年齢が若いほど就職できる可能性は高いと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?