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今年はこうなる!?2023年Web業界

今年のWeb業界はどうなるのかなと色々と考えてみたので書いてみようと思います。考えてみた割には大きな動きはあまり感じられず昨年の流れを継続する形になるかなと思われます。全体的には「より高い専門性」が求められています。注目する点は「Web制作の自動化」と「デザインスキル」です。

Webサイト制作はプログラムが中心に、安価なWebサイトは自動化の流れ

Webサイト制作はコーディング案件が多いのですが、徐々に縮小していく可能性が出てきています。理由は今のWebサイトはバックエンド、フロントエンド、開発環境含めプログラムが関わっているため、プログラムを含めた総合的な案件を請けることができる制作会社の方が重宝されている傾向があるためです。

安価なWebサイト制作はWixやSTUDIOなどのノーコードツールがその地位を確立しつつあります。ノーコードツールは一般の人が作ってもある程度見栄えのよいWebサイトが作りやすく、プロに頼めばよりきれいなサイトになります。今のところできることの幅に限度があったり、ドメインなどの細かい設定で詰まりやすいところがありますが、コロナ禍で広告宣伝費を抑えたい企業には大きな検討材料になりそうです。

また、対話型AIも人気が出てきていますね。
AIの補助を取り入れ上手に使うことができれば今までの作業時間を削減できる可能性があります。Webサイト制作の難易度が年々上がっているため、このあたりの活用法が今後注目されそうです。

脱jQueryの本格化

数年前から言われてきましたが、いよいよという感じでしょうか。
Webで使うプログラムはライブラリのjQuery中心でしたが、近年のフロント系人気によりネットや書籍の情報が充実し、JavaScript自体のアップデートによりVanilla JSでも問題ないようになってきています。

jQueryは便利で使い勝手のよいものですが、絶対にjQueryで組むという必要性が薄れています。今のところ大きな動きはありませんが著名なjQueryプラグインが開発終了するタイミングで流れが大きく変わりそうです。

Webサイトでデザインの重要性が高まる

CSSやJavaScriptの拡張によりのWebサイトのレイアウトの自由度が大きく上がりました。従来のグリッド主体のものから奥行きや立体的に重きを置いたWebサイトもたくさん見かけます。

今までもそうでしたがこれからはよりデザイン能力に長けた人たちが作るWebサイトデザインが重宝されるでしょう。ただ、Webサイトは動きのあるものが多いので、動きを含めた全体的なレイアウトや見せ方ができる人材が望まれています。コーディングやプログラムを教える環境がだいぶ落ち着いてきたので今後はデザインを教える環境が増えてくるだろうと思われます。

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