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「小さく分けて考える」から学ぶ分析思考

こんばんは、キャンプ帰りにnoteを執筆。
先週でnote連続投稿20週を達成したので、このまま継続していきたい。

本日はすがけんさんこと菅原健一さんの著書「小さく分けて考える」を読んで学んだことを残していきます。

先週紹介した「解像度を上げる」に引き続き、自分の解像度が高まった1冊。
今ある課題に対して具体的にどうやったら解決できるのか?自分で考えて答えを出すためのヒントがやさしくわかりやすく書かれているので、ロジカル系の本の入門としてもとてもおすすめ。

達成したい課題があるとき、まずは具体的な施策事例を求めたくなる方もいらっしゃると思います。そんな時はまずこちらの本を読んで、自分で整理した上で具体的な施策の情報集めをすると、解決策を探すための情報として生きると思います!

分析思考ができると生産性を上げることができる

こちらの本を通して「分析思考」ができるようになるためのポイントや、分析思考を活用して仕事やキャリアに活かしていく事例が紹介されています。

分析思考ができると、生産性が上がります。
生産性が上がるとは、やみくもに頑張らずに最大限の成果を出すこと。
人を増やさなくても1人あたりの効率を上げることができればできる仕事の量も増やすことができます。
ただし、量を増やすためには「質」が伴っていることが大前提となります。

分析思考ができるようになると、無駄打ちせずに質を上げるための能力と時間を使えるようになります。そして仕事はもちろん、自分で実現したいことを叶えるためにも分析思考は役立ちます。

要素を分解して問題の解決方法を考える

こちらの本で紹介されている分析思考をするためのポイントの一つとして、「問題の解決や目標達成に必要な資源や条件を10個挙げてみる」というものがあります。

資源とは、それを実現するために必要な時間や人員や資金などの要素全般を指す言葉で「リソース」とも呼ばれます。
全てを自分1人の能力や努力で行おうとするのではなく、何があれば達成できるのか?といった視点で考えていくと良いでしょう。

具体的には下記のようなことを挙げていきます。
・必要なメンバーは
・何人くらい必要なのか
・どんな能力がある人がいてくれないと困るのか

この要素を出していく際のポイントとしては「反対の要素」や「それとは別の要素」を連想していくこと。
例えば仕事のスケジュールの別の要素を考える際に、スケジュール以外のものを考えていくと「人」や「お金」や「設備」のように別の要素が出てくるかと思います。

小さな要素を複数出してみるとそこから関連するものが見えてきたり、優先度をつけることができます。

視点を上げて考える

著者のすがけんさんは、問題や目標は大きければ大きい方が良いと仰っています。
高い視点で考えた方が、長期的に世の中から必要とされる人になれるからです。

個人の視点から一つ階層を上げると、事業視点で目標を考えることができます。
さらにもう一つ階層を上げると会社視点、その上が業界視点、最上位は社会視点です。
社会の視点は巡り巡って個人の視点につながっているので、視点を上げて考えていけば、最終的には自分の利益にも跳ね返ってきます。
だからこそ、大きな視点を持っていくことが大事なのです。

ただし、いきなり社会視点を持つには現実的でなかったり、ハードルが高く思えることもあるかもしれません。
まずは一つずつ上の視点で「自分の上司だったらどう考えるのか」だったり、「自分を一ユーザーとして見たときどう思うか」といったことから視点を広げていくと良いとのこと。
この視点を意識しながら目標を立てて、着実に進んでいけるよう、頑張りたい。

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