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大学を自主卒業する

わたしは、2012年から11年間にわたり大学の聴講生でした。
すでにnote記事として数回投稿しています。

大学生と同じ教室で、同じ講義を聞くわけですが、この感覚は何ともいえず楽しいものです。
先生も自分以上の年齢の人が若い人の間にいるわけですから、興味からかあえて質問されることもありました。

わたしが選択していた科目は、文学、芸術、哲学、歴史といった文学部の領域に属するものでした。
試験を受けたり、レポートを提出したりしました。

3年前から新型コロナの感染防止から、オンラインによる講義となっていましたが、昨年から対面授業を基本とすることとなりました。
わたしとしては、若い人のなかで講義を受けることが楽しみであったのですが、年齢と持病を抱えているなかで、感染リスクのある場所に行くことを控えざるを得ませんでした。

昨年は、文学関連の科目を登録し受講する予定でいたのですが、残念ながら果たせないまま本年を迎えました。
そして、いろいろ考えたのですが、大学聴講生としては自主的に卒業することとしました。

12年間にわたり大学の学生証を交付されて、自由に大学へ登校し講義を受講し、また素敵な図書館を利用していたことなどを顧みると大変に淋しい思いに捉われます。

あの異空間にもう一度身を置きたいと思う気持ちもないことはありません。
ですが、ここはけじめをつけたほうが良いなという思いに至りました。

ただ、学ぶことは大切との思いは変わりませんし、新しい知識を吸収することは代えがたい喜びです。
大学講義とは異なる手段により、学ぶことは継続する考えです。

その際は、あらためてnote記事として投稿したいと思っています。

以下に過去の投稿記事をご紹介しますので、興味のある方は覗いてみてください。


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