違国日記
最近公開日ダッシュ決めがち。
面白かった〜ガッキーが正欲を皮切りにとてつもない演技力を発揮してるという噂を聞きすっごく楽しみにしてた。
うーん中学生って柔い。子供ってすごい。青い。学生の時は本当に朝ちゃんみたいなこと思ってた。“先生”っていう大人で、“母親”っていう大人っていうものだと思ってた。母親も人間なんだなって思ったのは20歳すぎてからだし、教職取る同級生を見て、まあそうだよね当たり前だけど先生だって普通の大人で恋だってするし生活があって人生の営みがあるんだと気づいた。でも、気づかないんだよな。子供って。
槙生も普通に恋してて、友達がいて、そういうリアルっぽさが良かったなあ。
朝ちゃんが槙生ちゃんには友達も好きになってくれる人もいるのに、自分は誰の1番じゃないって怒るというかまあそういうシーンがあって、いやーわかるって思った。でもちゃんと槙生はみんなあなたを大事に思ってるよって言うんだよ。それがいかに凄いことで全肯定を意味するかまだ朝ちゃんには分からないんだよね、そのもどかしさがなんともね。
「朝ちゃんのお母さん」「槙生のお姉ちゃん」一緒の人だけど、見え方が違う。
なんかずっと涙目だったなあ。家に行って遺品整理する時とか、最後のライブのシーンとか。お花を添えて初めて朝ちゃん泣くんだよねえ。
なんかめっちゃいいなあっていう瞬間の詰め合わせだった。お友達と餃子パーティーするとか、水ぴゃってかける時とか、帰り道3人で歌うとか。なんかめっちゃいいなあって思った。語彙力が足らん。
槙生の母親じゃないからこその無責任感。
あなたはあなたで私は私、分かりあうことはできない。というね。したいことをして、感じた通りに生きればいいという自由さ。15歳の朝ちゃんにはそれが逆にもどかしいんだろうなあ。最近恋人に同じこと言ったなあとか思った。「あなたの人生であって私とは別だからしたいことをするべきだ」とね。
でも、槙生は絶対味方でいてくれるよね。
無責任って最大の肯定だと思う。
まじで2時間半、原作をぎゅうぎゅうに詰め込んだのかなってくらいパンパンな内容だった。
良かったな。
おわり
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