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取り戻した指先の潤い

こんにちは、栄養療法士のきーこです。今回は、50代でも肌の潤いを取り戻す鍵となった「タンパク質」の秘密についてお話しします。

カサカサ肌とビニール袋の苦労

私の日常は、それなりに主菜と野菜を食べ、油はできるだけ取らないように心掛け、朝は健康に良いと言われるグラノーラを食べ、お米はしっかり摂取し、健康にはそれなりに気を使っていたつもりです。しかし、皮膚はカサカサで、スーパーマーケットのビニール袋を開けるのにも一苦労の日々。

日本人のタンパク摂取量は少ない

そんなある日、「日本人はタンパク質が不足している」という情報を友人から聞いて、そうかと思い、自分の食生活を見直すことにしました。朝食をグラノーラから焼き魚や目玉焼きに変え、お昼も夜もお肉を多めに食べるようにしました。パンやお菓子をほとんど買わず、笑われるほどお肉を購入することを続けました。

驚きの変化:ビニール袋が若い時のように開けられる!

1年後、驚くべき変化が訪れました。いつものようにスーパーで買い物をしていると、ビニール袋が簡単に開けられることに気づいたのです。以前は乾燥した指先で苦労していたビニール袋が、まるで若い頃のようにすっと開けられました。気が付くと指先がしっとりし、カサカサだった皮膚がきれいになっていたのです。

タンパク質の知られざる役割

私たちの体は60兆個もの細胞から成り立っています。この小さなタンパク分子とタンパク分子がくっつくときに一分子の水分が出来るのです。この小さな変化が体に影響を与えました。栄養は体の重要な部分から優先的に運ばれ、皮膚は最後に栄養が届く場所です。つまり、皮膚にまで栄養が行き届いたということは、体全体が潤いを保ったという証拠にもなるのです。

食生活で変わったのは、タンパク質の摂取量が増えただけではありません。糖分を減らし、ご飯は少なめにすることで、タンパク質を多めに摂取できるようにしました。食事はミートファーストで、まずタンパク質から食べてお腹を満たし、次に野菜を食べ、最後にご飯を食べるようにしました。こうすることで、自然とタンパク質を多く摂取できるようになったのです。

タンパク質を意識的に摂取することで、50代でも肌の潤いを取り戻すことができるのです。人間の体は食べたもので出来ているのですね。

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