【読書感想文】実用Git
読書感想文その6。
なぜ読んだのか
社内で新卒向けにGit/GitHubの研修する機会を頂いたので、できるだけ正確な情報を伝えるために。
同僚が新規プロジェクトに全力投球するということで、軽い気持ちで引き継いだら、なぜか枠が5時間もあるし、資料作成の締切まで1週間という鬼のようなスケジュールだったので、泣きながら何度も何度も読みました。
本の内容
Gitで開発および共同作業を進めるために必要な機能を網羅的に解説している。全16章だが1章から3章までで、Gitが生まれた経緯、インスール方法、クイックツアーを説明し、その後の4章では基本的なGitの概念として内部実装について解説している。
まえがきにも下記のように書かれている。
4章で取り上げる概念は、Gitのオブジェクトモデルを正確に把握する上で、必要不可欠です。これらの概念は、Gitのより複雑な操作の多くを、読者がより明確に理解するための準備段階となります。
感想
なんでも書いてあるというのが第一印象。俺は雰囲気でGitをやっている。という気分になること間違いなし。業務でバージョン管理システムを使う上で知っておいてほしいことを網羅的に研修資料にまとめただけですごいボリュームになった。
なんとなくGitを使ってるとか、たまに何が起こってるのか不安になるとか漠然とGitを使ってる人は、一読の価値があります。また、Gitの使い方だけではなく、仕組みも知りたい人にもオススメです。
プロジェクトの統合や、GitとSubversionの併用といった、おそらく多くの人は一度もお世話にならない機能の説明に章がさかれていたりもしますが、それでも本の大部分は、実用の名にふさわしい内容だと思います。
かなり古い書籍なので最新のバージョンとの差分がところどころにあった。気づいたのは細かい文言の違いだけだったんですが、おそらくかなり機能追加された部分があるはず。全てのリリースノートを確認するエネルギーが残ってなかったので、追いきれてませんが。。。そのうち差分についても調べようと思います。
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