だけどいいよ

だけどいいよ、全部夢でも
夢のような瞬間が
確かに何度もあったじゃない
だからいいよ、全部夢でも

暗い部屋で聞いてた歌を
君に届けたくて
全てが終わるまで隠れていたくて

だけどいいよ、全部嘘でも
嘘みたいな瞬間を
確かに何度も過ごしたじゃない
だからいいよ、全部嘘でも

後ろめたい気持ちのままで
互いに抱きしめて
全てが終わるまで黙っていたくて

Cover Take Cover
全てが終わるまで
Cover Take Cover
全部夢で終わるまで
嘘みたいな、夢のままで終わるだけ
夢のような、嘘をついて欲しいだけ

だけどいいよ、全部消えてしまえば
消えてしまいたい過去を
確かに分かち合えたじゃない
だからいいよ、全部消えても

Cover Take Cover
全てが終わるまで
Cover Take Cover
全部夢で終わるまで
嘘みたいな、夢のままで終わるだけ
夢のような、嘘をついて欲しいだけ


文中のCover Take Coverは、この作品を思い立った時に重なった歌の一説
パットのドラムがたまらねえんだ…
恥とか、やましい気持ちとか、全部打ち明けて分かりあえたと思った人でも、いつかこんな時がくる。ずっとそんな風に生きて来た。それも突然、何の前触れも、気付きも無く。自分だけがヘラヘラと他人様(ヒトサマ)を好きでいた時間って、惨めで、バカバカしくって、自分がとことん嫌になる。だけど、好きなんだから仕方がない。そういう気持ちを思い出して詰め込んで並べ替えて書きました。

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