このレスラーが見たい!2021

いいねの数だけ好きなものを言う、のタグで、いいねの数だけ好きなプロレスラーの話をするってことで、いいねを募りました
いいねしてくださった
しすこさん
夜野ムクロジさん
ゼログラビティ埜々花さん
千堂さん
七峰らいがさん
ふりいすぺえす与太庵さん
以上六名の皆様有難う御座います。

これをセルフリプとかでやると、締め切ったっつってんのに延々いいね付けたりリツイートまでする奴が必ずいて鬱陶しいので
もうこういうカタチにしました

で、ですね。
これまで散々、見てきたり長年追い続けて来た選手の話はしているので……それもまたいいんですけれども。まだまだ天龍源一郎さんとか武藤敬司さんとか書きたい人もいっぱいいるし、小橋建太さんの話なんか延々としていられるし、出来ることならしていたいぐらいなんですけれども。

毎回それじゃつまんないので、今回は趣向を変えて。
まだ見てないけど、いま注目している、是非この人の試合が見たい!物販に並びたい!!と思っている選手をピックアップして書かせていただくことにしました!

これまではですねえ、やっぱり書く以上は自分で観戦したことがあったり資料を持ってたりする人じゃないとキチンと書けないし、書かれる選手にも読んでくださる皆様にも失礼かなと思っていたんですが。
逆に全然まだまだ追い切れてなくて、その中でも特に気になってる選手について、私なりに期待や予測を書きつつ、もう見たよ、って人からは実際のところを伺えたり教えてもらえればうれしいなーとも思うし、楽しみが増すってもんで。

プロレス、見れてないんですよ会場で。
でね、これが思いのほか自分の人生における生存モチベーションを下げてましてね。
なので、それを少しでも持ち上げて生きる糧にしよう!という意味も込めて。
私と同じく、まだ見たことのない人も、是非この記事も、心の片隅にでも小さくメモして(おっ、セーラー服と機関銃)おいて頂ければ、いざ試合を見る前に
ああそういえば、あのデブが見たいって言ってた選手だな
と思って、なんかちょっと見方の幅も広がるかなと…

ではまず1人目!
ヴァンヴェール・ジャック選手!
2021年9月現在、多分まだ中学生ぐらいじゃなかろうか。でも、もう現役ルチャドールとして日本で試合をしつつ、夢はメヒコでスペル・エストレージャになること!
眩しいよ。正直ちょっと落ち込んでたりすると直視出来ないぐらい素晴らしく眩しい。
私もそうだった。アレナ・メヒコの天井ぐらい高いところにある、同じ夢を見ていた。だからこそ、彼には今とても難しいご時世だけれども、是非それも乗り越えたりやり過ごしたりして、世界を駆けるスペル・エストレージャになってほしい!
単なる子供の夢、で終わらず、各地で試合に出ている辺りにきちんと素養や実力がある事も伺える。是非、日本を飛び出しちゃう前に、リングサイドの私の席に向かって飛び出してきてほしいと思っている選手です。
私の半分も生きていないけれど、思いや夢はリュックにいっぱいの(MOTHER2の歌とか誰がわかるんだよ)ジャック選手。皆さんも今からチェックしてみるべきルチャ・ドールです!

2人目!
HELLBROS Ryu選手!
暗黒プロレス組織666にてデビューした多趣味な神。ギターの腕前もプロ級、オートバイをいじって乗り回し、さらに狩猟免許も持っているという…で、本人かなりの美形。どうしてこんな逸材が眠っていたのか。世の中は広い。
松山座の会場で666さんの売店のお手伝いもしていて、クールな見た目とは裏腹に気さくで明るく、丁寧に対応してくださいました。
私の小説もご覧下さったそうで、ツイキャスで
「うわーっ、ってなるけど面白いですよ」
と言って下さったのがとても嬉しかったです。
めでたくデビューを飾るも、なかなか遠征がしづらいご時世なのと、自分の事情もあってまだ見れていないので……是非、神の背中をリングで見たい!と思っています。
Ryu選手のツイキャスは楽器の演奏をしたり、ざっくばらんに質疑応答を行ったりと闊達なので、私も時々お邪魔しています。皆さんも是非。

3人目!HELLBROS Ken選手!
HELLBROSとは地獄兄弟、つまりRyu選手とKen選手は兄弟で、Ken選手が弟という間柄。
クールでミステリアスなRyu選手とは対照的な、笑顔の可愛い明るいキャラクター。
666さんの売店にお邪魔すると、人懐っこいスマイルで対応してくれます。なんか、こう、気持ちの入っちゃう人と言うか、応援したくなる感じの選手だなーと思って、まさに今も試合を見てみたいなと思っているのです。
でもね、実は実際にラフな展開、ハードコアな要素が入ると、私はRyu選手よりKen選手の方が、より恐ろしいと睨んでいます。
あのスマイルは勿論、持ち前の明るさや人当たりの良さから出ているものだと思うのですが……場数を踏んで慣れて来たら、たぶん人を椅子や机でブン殴りながらでもKen選手は笑っていると思うのです。ヘラヘラ試合をするってわけじゃなく……ギラついた、地獄のような微笑を浮かべるというか……
一流の悪党は悪いことしてる時、不意に、心の底から愉しそうに、ニターっと笑っちゃう事があると思う。もしくはハードコアやデスマッチを愛する選手も、どんなに凄惨な試合になっても、ギラリと笑う瞬間がある。葛西純選手やミス・モンゴル選手がそうで、その時の色気や迫力ったらない。Ken選手は、そういう資質を秘めているんじゃないかなと思うのです……。

4人目!ラム会長!
この方も暗黒プロレス組織666さんの名物レスラー。
遂に松山座参戦を果たした日、よりによって見に行けなかった…と思ったら黒いロングヘアーを金髪にして、コスチュームも刷新。白塗りの顔ながら喜怒哀楽の表現が抜群に強く、常に新しくも彼女らしい魅力を振りまき続ける暗黒組織の女王。
最初、随分前に小学生レスラーとしてデビューしたのち姿を消していたのが、今や女子プロレス界でもトップを走る魅力的な一流選手に。
私は、ラム会長に限らずあまり幼いうちから危険なことはしてほしくないと思うのが正直なところだけど、他の小中学生レスラーとは一線を画す、独特の存在感を放っていたことから復帰して本物のプロレスラーとして開花したのは本当に凄いと思う。
あの時の下地よりも、現在のご本人の素質と努力の賜物に違いない……派手でシュールな、絵になる選手だけれど、小さい身体でどんな選手ともやり合っているところを見るに相当のトレーニングを積み、センスを活かしているのだと思われる。
早く実際の試合が見たいし、売店でお話をしてみたい……可愛いのもあるけど、言葉選びや文章のセンスが凄くイイと思うし、私は好きなんです。
見るからに文系っぽいけど、単なる文系ニンゲンでは、ああいうフレーズや読ませる文章は出てこない。なんかそっちの素養もあるのではないだろうか……。

5人目!武藤敬司さん!
なんとまだ見たことがない。新日本プロレスも全日本プロレスもNOAHも足を運んでいるのに、そのたびに武藤さんは不在。新日本プロレスの時は、多分海外に行っていた。全日本プロレスの時は、ベルトも持っていたけど豊橋での巡業には入ってなかった。NOAHの時は、まさか武藤さんがGHCのベルトを巻くなんて考えられない時代だった。
その時代、その時分での最高点を常に叩き出し続ける、プロレスリングマスター、ミスター・プロレス……いやプロレスリングの権化たる武藤さんを、一度でいいからこの目で見てみたい。

6人目!大衆プロレス松山座の黒子さん。
私の元兄弟子でもあり、自ら旗揚げした松山座では座長として辣腕を振るう松山勘十郎さんの元から、遂に生え抜きのデビュー選手が誕生する。
2022年2月20日の生野区民センター公演でのデビューが決まり、今も鍛錬を積んでいるところとのこと。
私は勘十郎さんの弟子ではなく、ごく短期間ながら同じウルティモ・ドラゴン校長の生徒だった。だから完全に同じではないまでも、でも今、黒子さんが歩んでいる道のりは、かつての私とも重なる部分があって。
元・弟弟子だから忖度するわけじゃないけど、勘十郎さんは稽古熱心で厳しいけれど、それ以外の時は常に私にも気を使ってくれて、個人的に稽古をお願いすればとことん付き合ってくれたし、面倒見のいい優しい先輩でした。
ただホントに稽古になると厳しいし、単純に選手を目指していた先輩・後輩としての昔より、松山座の座長としての責を負い、また常に黒子として公演を支え続けることに関しても𠮟咤されることがあるであろう現在の方が黒子さんも勘十郎さんも大変だと思う。ただでさえ難しいご時世、怪我や病気、感染もなく無事にデビューを迎えて欲しい。

自分があの時、諦めてしまわなければ。2022年2月、生野区民センターで黒子さんの対角線上には私が立っていたかもしれない。そう思うと、勝手ながら他人事には思えなくって。
是非、見届けたいと思っています。

というわけで6名の皆様ありがとうございました
そして今回ピックアップした選手以外にもまだまだ追い掛けていきたい選手は沢山いるし、私が追い付かないぶん皆さんが見聞きしたことをTwitterやFacebookなどで拝見できることを楽しみにしております。
もし、ここに書いた選手たちの試合を見たよ!という方がこの記事をご覧になられましたら、是非その感想や思いをぶつけて頂ければと思います。

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