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特別講義 拾参:データと日本酒

今やあらゆる分野で利用されているAI。活躍の範囲は我々の大好きな日本酒にも及んでいる。
日本酒の製造から販売までの間には様々な工程があり、熟達した職人が取り組まないことには素晴らしい味を引き出すことができない。そしてこの領域にAI、データ分析が入り込んできている。これにより、職人はより効率的にかつ実験的な方法を取ることができ、熟練していない職人も練度をより高めやすくなってきている。

そういうわけで、今回は職人技が光りまくる環境である日本酒におけるAI/データ分析の活躍を紹介していく。

・製造の属人化回避(4つの酒蔵から)
・販売にもデータサイエンス

ちなみに良いなと思ったら酒屋でも公式サイトでも日本酒を買ってもらえると助かる。
なぜなら日本酒の消費量は下がってきており、特に営業自粛環境で消費量が低下しまくりだ。「あ、いいかも」と思った酒蔵がつぶれてしまうこともありえなくない。だからこそ良ければ買ってほしい。

自粛が始まった令和2年は前年比-14%とかなりのダメージだ。

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https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/kikaku/attach/pdf/sake-6.pdf


ミクロな視点では普段売れているであろう酒店の惨状も伝えておこう。

こうなってくるとつぶれてしまう前に買ってほしいと思うわけだ。
さて、視点を酒とAI/データ分析に戻し、変化してきている世界を見ていくとしよう。

それではいこう!

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