ブーム少数派の存在

今世間で鬼滅の刃がブームだそう。3日で40億売り上げとかマジって思った。検索で「き」って入れただけで出るし、メディアの垣根越えて上げられているし、お陰で金が動くし、原作者に感謝ですm(_ _)m

ただね、私の家族間でちょっとしたトラブルがあって、ちょっと話明かすよ。あ、別に鬼滅の刃が悪いとかじゃないのでご安心を。

先に言ってしまうと、私は鬼滅の刃は、そんなに好きじゃないです。鬼滅の刃に限らず剣で直に人刺すシーンとか生々しくて嫌です。戦国時代じゃないんだから(って思っている)。

映画も12歳未満は親の同伴が必要だって?その時点でもう、そのジャンルに耐性ないです。

逆に何が好きかって言うと、ここたまとかプリキュアとかの全体的に重くない、子供でも安心して見られるアニメが好きです。(年代?性別?そんな話は今はしない!)

ブームになっているというニュースを母と見ているときだった。

母「鬼滅の刃に興味持ったら友達作れるよ。だってこんなにブームなんだよ」

私は「そんな血が右往左往するアニメは見たくない」と言ったら

母「じゃあ友達できないね。ずっと」

私「は?何言ってんの?別に好き嫌いぐらい自由じゃん」

母「そんなんだからいっつも(友達)できないんじゃない」

私「友達作る方法が趣味だけとは限らないじゃん」

…喧嘩になった。正直感情的になった私も悪いが、要するに、母の言い分は

「生理的に無理な物事でも興味を持つか、孤独になるか」

という選択肢だった。選べるわけがないだろう。どっちも鬱ENDじゃないか。しかも私はトラウマの方が記憶に残りやすいタイプだから結局は私を見ていない、子不孝でしかない。

勿論、友達を作る方法はいくらだってある。SNSだったり、大学の授業で偶々隣だったり、困っている人に声をかけられたり。特殊ルートかもしれないけど、今まで私はこうやって友達を増やしてきた。

確かに、親の意図は自閉症の私を「普通の子」にすべく世間の趨勢に則って人々と接した方が良いと思ったのだろう。ところが、今の時代それが正解か?仮に正解だったとしても、私は既に緊急避妊薬の市販化を訴える活動に参加している。というか、「普通の子」って抑(そもそも)何だ?

歴代の先生方からは「正解なんてないんだよ」といい意味でしつこいほど何度も言われて、私はその言葉を信じている。

別に好きじゃなくてもいいじゃん。趨勢だって同時に一つだけじゃない。

少なくとも、多様性に水を差す発言は謹んでほしい。

DykeHot


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