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テレコンテンツ VIRTUAL X-CAPER

今回はイギリスのコンテンツです。イギリスといえば、スパイ物のといえばこれ、007ジェームズ・ボンドを生み出した国。

それにふさわしくエージェントと謎の組織との戦いの一幕を描いているのがこのオンラインエスケープルームです。

公式サイト

ストーリー

(公式サイトの記載情報を意訳)
敵組織によりエージェント"November"が捕らわれた。

現在、彼とは彼の体内に埋め込んだカメラシステムにより通信は可能だ。
しかし、機器が通信可能なのは残り60分。

通信が途絶える前にエージェント"November"を敵アジトから脱出させるのが君達の任務である。

作品情報

・タイトル :VIRTUAL X-CAPER
・制作団体 :Agent November
・公式サイト:https://www.agentnovember.co.uk/
・公演時間 :60分
・プレイヤー人数:2~6名
・目的   :敵組織に捕らわれているAgent Novemberの脱出を支援する
・価格   :£66(6名参加時:1名当たり約1,500円))
・アプリケーション:Zoom・webサイト
・所在地  :ロンドン・英国

感想

イギリスのエスケープルームは日本の謎解きに近いかも……!

海外の他のコンテンツと比べて見ても、日本の謎解きルームの様ないわゆる謎がしっかりとでてきます。そういう意味で、親しみやすいコンテンツかもしれません。

また設定の作り込みがとてもしっかりしています。本編の謎解きにはあまり関わりないところまで作り込まれており人物設定等の事前説明資料がかなりありました。使うのはごく一部でしたのでこの辺りは好みの分かれるところかな。

謎については一部でカルチャーの違いで解きづらい謎が出てきます。それをどうとらえるかで、評価は分かれるかも。

すごいギミックというよりは、設定やこれが英国の謎なのかってのを楽しむコンテンツだと思いました。

英語力について

事前資料がそんなに読み込まなくても大丈夫ではあるものの、結構な情報量を持っているので、それなりには英語力がいりそうです。ゲーム中も英文章でてきます。これは設定等が作り込まれている事の裏返しではありますが、このコンテンツを十分に楽しむには英語力あった方が良さそうです。

現地スタッフの英語は分かりやすいですし、指示にも柔軟に対処して下さるので、その点はももさんのnoteを見ていれば大丈夫そうです。

英文章の対処はweb等でがんばりましょう。

カメラワークについて

個人的には少し酔いました。カメラ酔いをしやすい人は準備していると良いかも知れません。

カメラ酔いになりやすい方はこちらをどうぞ。

おわりに

実はこのコンテンツ、シリーズ物なのです。オンライでプレイできるのは、今回ご紹介している"VIRTUAL X-CAPER"のみで、他のコンテンツはリアルでプレイする物です。そこに登場してくるキャラクター達が関わる前日譚が、このコンテンツです。

このコンテンツ自体はオンライン専用のゲームなので、これに気に入ったらリアルコンテンツもやってねという面白い作りとなっています。

そういう意味では、資料や情報に比べて謎が残ってしまう感がありますが、それはそれで割り切ってみると、現地スタッフの方の反応も良いので面白いゲームだと思います。

面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!