【DXの遅れを取り戻せ！！】ベンチャー支援のスペシャリストに特別インタビューしました

こんにちは！
DXIA広報です！

今回は、金融テック業界に長年従事されている、ベンチャー支援のスペシャリスト内海玄 氏をゲストにお迎えし、金融業界のDX事情や、海外ベンチャー企業のDXの状況についてお伝えします。

動画はこちら：
ベンチャー支援のスペシャリストに特別インタビュー

「日本のDXがなぜ遅れてしまっているのか？」ご興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

ゲスト紹介

Silk Road Corporation CEO　
内海 玄 氏

1973年高知県生まれ、米国カーネギーメロン大学コンピュータ学科卒。
米国でプログラマとして数年の修行後、日本に帰国、米国発金融ITベンチャー企業の立ち上げを自宅から始め、40社以上の金融機関へのシステム導入に成功。
その後、株式会社シルク・ロードを2009年に設立。　現在海外ITベンチャー7社と、日本のIT企業に対してコンサルティング・アドバイザリーを提供している。


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海外と比較して日本のDXが遅れている理由

● 情報の伝達が遅い

日本は、企業同士で情報を伝達する文化がないため、「このベンチャーが今伸びているよ！」「このサービスいいよ！」などという、有益な情報が得られにくい国だと思います。

そのため新しいサービスやモノなどが、“本当に質がいいものなのか？”ということを把握しづらく、日本のDXは遅れてしまっていると考えられます。

● 意思決定が遅い

日本企業において意思決定をする際には、大勢の認識すり合わせを綿密に行いたがる傾向にあり、プロジェクトの開始前に非常に時間がかかってしまうケースが多くあります。

海外の場合はディシジョンメーカー（意思決定者）がはっきりしている体制にあるので、物事が進みやすいのです。
また、色々な方の意見を取り入れるうちに前提が変容するなど、プロジェクト自体が合意形成をする間に頓挫してしまうケースも珍しくありません。



● 交渉が苦手

文句を言えない人が多く、対等に話をしてプレッシャーをかけることが不得意な方が多いため、うまく交渉できません。
交渉が苦手だという点はDX推進に大きく影響しています。

日本のDX阻害要因は『日本文化』にあった！？

ここまでお伝えした、
・情報の伝達が遅い
・意思決定が遅い
・交渉が苦手

これらの3つは、日本文化に起因していると考えられます。一方、日本の方は方向性が明確に決まると、協力しようと一致団結できる人が多いという点は素晴らしいと考えています。
そのため経営陣の方がどのように動くかが重要なポイントになってくるのです。

今、企業の経営層に求められること

経営層は正しい情報を得て、経営陣の意思を体現できる方々を要所に配置し抜本的に改革を推進していくことが重要になります。

また、欧米諸国との違いとして、日本ではまだまだジョブ型の働き方が浸透していない点が挙げられます。

これからの企業の責任として、終身雇用が既に機能しなくなりつつある情勢を見据えながら、在籍する社員のスキルアップの場を提供する体制整備も求められていくと考えております。

DXでお困りの企業様へ

いかがでしたでしょうか？
本記事では、インタビュー動画の一部を抜粋してお伝えしております。

さらに詳しい内容は動画本編を是非ご覧ください。

ベンチャー支援のスペシャリストに特別インタビュー

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