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イシュー・ドリブン

最近、いろいろな団体を営業訪問している。その中であらためて思うのは、明確な課題意識があるにも関わらず、現実解を見いだせていない現状があちこちに散見されるということだ。なぜ、現実解を見いだせないのか、その理由を考えてみると、これまで受けてきた教育にその原因があるように思える。つまり、「ドリル型」と言われる答えが決まっている問題を解く訓練に長けていても、自ら目の前の状況を俯瞰し、その中で解決するべき重要な問題を見いだして課題設定ができること。また、それを解決するための数々の方法論を駆使してより良い解を導き出す訓練がなされてなかったからなのではないかと思えてならない。

イシュー(ISSUE)とは?

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安宅和人さんの著書、「ISSUEからはじめよ」には、ISSUEとは以下のように定義されている。

A)a matter that is in dispute between two more parties
2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
B)a virtual or unsettled matter
根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

犬の道をゆくか、ISSUEから始めるか

私たちには2つの人生の選択肢がある。つまり、「犬の道をゆくか、ISSUEから始めるか」。当然、どちらの道を選択するかは自分の判断に委ねられている。

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犬の道とは、わかりやすく言えば、「良い大学に行って、良い会社に入る」いわゆる高度成長期の価値観の上に立つもの。

あるいは、「目の前のことに努力をすれば、きっと報われる。」といった、従来の常識に立脚する考え方だろうと思う。

しかし、その延長線上に課題解決型の人材は現れない。

ISSUEからはじめること、とは

このまちの課題を解決するためには、ISSUEから始めるしかない。これがこの先、わかっているかどうかにかかっている。

さらには、今後「エセ・イシュー・ドリブン」の中間層も増えてくるだろう。そのための準備を今から考えておくべきだろう。

我々は、そのときのことを今から想定し、マイノリティからマジョリティへ移行する過程でこれらのことを考え、備えておくべきだろう。

大事なことは、

「あなたは犬の道をこれからも選びますか?それとも、ISSUEから始めますか?」

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