見出し画像

DXはバズワードなのか?No.2

こんにちは、自称ITコンサルタントとーかーです。

前回、「DXがピンとこない」と記載しましたが、なぜピンとこないのか、少しひも解いてみたいと思います。(あくまでも自説・仮説です)

DXの定義の有名どころは、経産省のWebページです。

その中でIDC Japanさんの定義などが書かれています。6行くらいの長い定義ですが、要約すると「今までの常識が通じなくなってきた現代で、第3のプラットフォームを利用して、自社内の変革も伴ってイノベーションを起こし、ネットとリアルの両面でカスタマーエクスペリエンスを変革して価値を創造し、競争上の優位を確立すること」となります。(あまり要約になっていませんね(笑))

そして、これを読んでもピンときません!

第3のプラットフォームは、クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術のようですが、イノベーションをこれでどうやっておこすの?と思ってします。(IDCさんの定義は、「新しい製品やサービス、新しいビジネス・モデルを通して」と記載されていますが、これを一言で言うとイノベーションだと思います。頭のいい人達は、なぜくどくどと書きたがるのか。ぶつぶつ。)

「カスタマーエクスペリエンスを変革して価値を創造し、競争上の優位を確立」にしても、すでにGAFAが競争上の優位を確立している中、自社がどんな競争上の優位を確立できるの?とクエスチョンマークでいっぱいです。
日本の企業は、このようなイノベーションとか、競争上の優位確立、があまりお上手ではなく、成功体験に拘り(イノベーションのジレンマと言われるものですね)、結果としてビジネスが縮小して終わってしまうわけです。そして、落ち込んだ本業を補うために、無理な多角化をしてさらに死期を早めるわけです。

私は、以下2点がDXの必要条件だと思っています。今後の活動で、この仮説を磨いていき、必要十分条件になるようにしたいと思っています。

1. 第4次産業革命技術を活用して、新しいビジネスを創造(イノベーション)すること
2. 新しいビジネスの主戦場は、リアルよりは、バーチャルの世界であること(もしくは、バーチャルの世界での活動に重きを置いていること
)

なぜ、「第3のプラットフォームではなく第4次産業革命という言葉を使うのか?」、なぜ、「バーチャルが主戦場なのか?」は次回以降で書いていきたいと思います。

バーチャルが主戦場って、それってソードアートオンライン(SAO)の世界ということ?と思われる方もいらっしゃると思います(自分だけ?)
答えは、YESです!!

さらにビジネスの観点から言うならば、個人的には映画マトリックスの世界のほうが近いと思っています (力説、異論は認めません(笑))
例えば、自宅にこもってZOOMなどのオンラインツールでミーティングするのと、マトリックスの繭の中に入ってプラグでつながってミーティングするのでは、「お互いに意思疎通して、結論を導き出す」というミーティングの目的に対して、そんなに違いはないはずです。(少し極端な例ですかね。もちろん、ZOOMでの意思疎通レベルは対面やマトリックスよりは低くなる、という事実はあります)

と、脱線したことを書くほうが楽しいのですが、DXという胡散臭い内容がさらに胡散臭さ3倍増しくらいになってしまうので、ここでやめておきます。
次回は、もう少しまじめに書くつもりでいますが、また脱線したらごめんなさい。

#DX #デジタルトランスフォーメーション #第4次産業革命

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?