PMP試験当日の心構え
テストセンターで試験を受ける場合の注意点です。PMPの勉強方法ノウハウは多く記事がありますが、実際の当日の注意事項のようなものはなかったので参考になれば。いくら勉強して準備しても、試験当日に100%の力を出せなければ良い結果にはつながらない。試験当日に気を付けたい点をまとめた。
1.ペース配分(時間と体力)
試験時間は230分で、合計180問。60問ごとに10分の休憩が可能。
理想的な時間配分は以下のような形で、時間を余らせるくらいで予定しておいたほうがよい
①60分→休憩→②60分→休憩→③60分
時間を余らせる意味ですが、これは体力面が大きいです。長丁場の試験なので1問1問に必要以上に頭を使うと、最後まで集中力が続きません。さっささっさと解いていって、気になる問題だけをあとで見直しましょう。
あとは休憩時間でしっかり休憩することも重要です。どうしても先に進めたい気持ちが出てきますが、ストレッチやおやつを食べて栄養補給したほうがよいです。休憩時間は試験時間とは別に確保されているので急ぐ必要はありません。
2.効率の良い見直し
問題数が大量なので、すべての問題を見直すことは時間的に不可能です。回答に自信がない問題や、少し考えてもわからなかった問題については、「後で見直す」のチェックをつけておきましょう。
すべての問題を見直すことは時間的に不可能ですし体力も持ちません
3.CBT方式に慣れておく
他の試験でもいえることですが、本番がPC試験ならPCで勉強したほうがよい。本番が紙の試験なら紙で勉強したほうが良い。なのでPMPの場合は勉強の時からPC問題集で目を慣らしておいた方が問題文が頭に入りやすい。
PMI Study Hallがおすすめ。
4.マーカーや取消線を使うか決めておく
問題文、回答選択肢を、マーカーで色付けしたり取消線をつけたりする機能があります。わたしはそんなのを使っている暇はないと思っていたので使いませんでした。(使ったのは「後で見直す」のみ)
これは人によってやりやすい方法があると思いますが、大切なのはやりやすい方法を事前に準備しておく、ということです。当日に考えている暇はありません。
参考書① 手っ取り早く試験に合格するため
PMI Study Hall
PMI本家の模擬試験で、実践になれる
英語版しかないためブラウザの翻訳機能を利用する必要があるが、
それがまだ本番に近くて練習になる
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豆検 アジャイル入門編・実践編
試験問題の約半数がアジャイルに関係しているので、こちらのWEB問題集でアジャイルの対策を行う
豆検 アジャイル入門編
豆検 アジャイル実践編
PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版
基礎的な知識をカバーするため(その1)
練習問題をひたすら解く
PMP試験合格虎の巻 新試験対応
基礎的な知識をカバーするため(その2)
練習問題をひたすら解く
参考書② PMBOKの知識もちゃんと付けたい
PMBOKガイド 第7版
図解入門よくわかる 最新PMBOK第6版の基本
PMBOKは最新版は7版ですが、第6版までのプロセスベースの管理手法を理解しておく必要があるため、こちらを先に紹介します
図解入門 よくわかる 最新 PMBOK第7版の活用
第7版の差分を詳しく説明してくれている
参考書③ マネジメントの実践力をつけたい
マネジメントのケース問題をこなす。
PMP試験とは直接関係ないですが、結果的に役立ちそうな参考書です。
情報処理教科書 プロジェクトマネージャ
情報処理教科書 ITストラテジスト
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