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みなさんのビジネス変革のための切り口

みなさんはクルマはお好きですか?

欧州では電動化の動きが進んでいますが、フォルクスワーゲンは、クルマのソフトウエアの書き換えで、エンジンパワーやエコ性能を強化するサービスを一部のクルマで始めるそうです。スバルも米国で販売中の一部車種で同じようなソフトの書き換えでエンジン出力を高めるそうです。

データを介した動きは日本の外ではぐんぐん進んでいます。

さて、二枚のチャートをご紹介します。

みなさんがDXへのチャレンジを始めるときに必要なポイントをさくっと整理したのが、次のチャートです。

日本人は、リサーチ、分析というと、勝手にやっておいてくれ、という反応が多く、歓迎されないのですが、みなさんのDXへのチャレンジでは、ぜひ、この2つを基盤にすえて、国の役所の動きをチェックしてください。

実は、国はDXへの中期プランをつくり、発表しています。それを見ると企業と組んでやるんだというビジネスがたくさんあります。これを見逃すのは損です。国が想定しているのは、ビジネスにやる気のあるベンチャー、中小企業です。大企業は、その後押し役というのが明らかです。

首相官邸筋の報告書を見ると、大企業はじめ有力企業は国全体で230兆円もカネをため込みながら、次のビジネスへの投資を控えたため、欧米中、アジアの企業に大きく後れを取ることになった、アジア同様、日本政府もベンチャーや中小企業の成長を促すやり方をするとはっきり述べています。

役所の文書に、アジアの新興企業と日本の企業とをコラボさせて、日本の企業関係者に「黒船効果」を及ぼす、とも書いてあります。あの幕末の黒船で日本がどれだけ混乱したか、その歴史をもう一度たどると役所がいっているわけです。コロナ前の話で、コロナ禍で、こうした動きが止まっているのは、ご承知のとおりです。

役所のパワーを活用するのが、あなたの企業の成長に加速につながります。そのためには、役所の思惑を十分調べておくことが必要です。

チャートには、提案、コラボ、レビューというのもあるのですが、これは別の機会に回します。

次は、「ビジネス変革」を進めるためのプロセスです。

デザインとあるのは、私のサービス名が、DXモデルデザインといっているので、そのステージ、1から3とご理解ください。

基礎になるのは、オーナーの思い=将来ビジョンです。システム会社から、「これはおススメのシステムです」といわれても、ぴんと来ないはずです。業務効率をよくするシステムならともかく、DXのイメージをもって、将来のビジネスイメージを創れ、といっても無理です。

だから、これがDXなりビジネス変革を進めるカギになると思うのです。これがないと、万事うまく進まないはずです。大企業は別です。

DXだ、2千万円、役員待遇でITのわかる人材を雇え、データを分析してビジネスを作り出すためのデータサイエンティストも高給で雇え、といわれても、まずうまくいかないはずです。社内も、いきなり、そうした人材を受け入れて、チームワークよくやれ、といわれても現場は、不満たらたら。。雇われたほうも、仕事の実績作りといって、システムの改善プランを持ち出し、システム会社と相談をはじめ、システム投資の流れになる。

こうした問題の予防の意味を込めて、役所はDX推進のガイドラインを作っています。何年も前の話です。しかし、その進展はどうか、といえば。。。

企業の経営者は、まず、これをやってくださいというのは、役所のホームページから引用します。

これらをご覧いただくと、ビジネスオーナーの思い、将来のイメージがないとDXは順調に進まないだろう、と思いませんか?

そこで、最近無料で配布を始めた「誰も語っていないビジネス変革20のステップ」という中で、経営責任者は、たとえば、グーグルとフェイスブック、そしてマーケティングオートメーションサービスを提供するHubSpotのサービスを3か月間お使いくださいとおススメしています。

グローバルのトップが示すデータ活用型のサービスを体感することで、ご自分のビジネスの将来イメージをもつことにプラスになる発見があるはずです。

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