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Courseraで化粧品のサイエンスを学び始めた感想


社会人の学びについて思うこと

昨今「化粧品検定」や「化粧品成分検定」がビューティー業界で働く人、将来働きたい人に浸透してきたと感じます。実務においては、資格取得を通じた学びだけでなく経験を通して身に着けられる事も沢山ありますが、とは言え資格取得のための学習を通じて体系的に学び、共通言語を身に付けていくことは実務経験の助けになるだろうと思います。私はビューティー業界に身を置きながらどちらの資格も未受験です。考え方は人それぞれ、職種によっても必要な知識は異なりますが、私個人としては、資格を取得するという事実よりもテキストや問題集で内容を理解して実務で活用することに重きを置きたいので、資格の取得やその維持のためにお金を使うことや、試験前だけ勉強する事に対してあまり乗り気ではありません。

Courseraで見つけた新しい講座

そんなスタンスの私にピッタリだと思ったのがこのCourseraの講座です。

2024年3月に新設されたばかりの新しいコースで、P&G傘下のOlay 社が提供しています。
以下4つのコースで構成されており、コース毎に課題の提出を通してCertificate (修了証)が出るようです。

-Introduction to Cosmetic Science and Ingredients
-Cosmetic Formulation Science
-Cosmetic Product Development
-Quality Control and Regulatory in Cosmetic Science

すべてのコースを修了すると「専門講座を修了した」という修了証を取得することも可能です。修了証は要らないよ、という場合、学習は無料です。
※修了証の取得にはサブスクのCoursera Plusを申し込んでいる必要があります。私は昨年カリフォルニア芸術大学/CalartsがCoursera で提供するグラフィックデザインの5つのコースを含む専門講座を修了しました。単位認定などはありません。
また後述の通り奨学金制度もあります。

メディアでの取り上げられ方

メディアでは、Gender gap in STEM(Science, Technology, Engineering and Math分野におけるジェンダーギャップ ※女性が少ない)の解消のために、Olay社がCouseraのサブスクリプションにおける2年間5000人分の奨学金として200万ドルを提供するという点も取り上げられているようです。企業のCSRやニュースとしての社会性を感じます。

受講し始めて感じたこと

まだ第一週目を履修し始めたばかりですが、感じたことを4つシェアさせていただきたいと思います。

  1. 新設されたばかりなので情報が新しい。※AIテクノロジーの活用について言及がありました。

  2. サイエンスだけでなく業界のことをグローバルな視点で理解できそう。

  3. 講師の方は大学教授ではなくビジネスパーソンなので、英語が聞き取りやすい気がする(私はリスニングは不得手なので主に書き起こしテキストを読んで学習しています。)

  4. 新設コースだけに映像や音声のクリエイティブが綺麗

4は一般的な資格のための学習教材では感じにくい要素で、私にとっては学習の意欲を高めてくれる重要な部分だと感じています。

私は科学、化学には疎く、英語も日常会話レベルなので、どこまで授業について行けるかわかりませんが、時々ここに学習の感想を記していきたいと思います。


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