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【詩】猫

君が僕の膝の上で
うたた寝をしてる

その美しい横顔を見ながら
僕は髪を撫でる

一日の始まりのキスは
君があの日 ねだったから
僕の日課になったんだ

そんな何気ない時間が
たまらなく愛しくて
僕は今でも ここにいる

ある日 君が背中を見せて
戻ってこなかった夜
僕は独りの部屋で
ニャアと鳴いてみた

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