松緒一颯
映画やドラマ、アニメのレビューです。
詩と自然写真
リアルの中に一瞬のファンタジー 短編ならぬ掌編小説と詩集
趣味の料理に使えるものを庭で育てようと、 数種類のハーブから始めたガーデニング。 果樹、家庭菜園、花にまで広がり、 メダカと金魚、錦鯉のビオトープを設置。 観賞魚と園芸にハマり、ついに室内へ。 水槽に熱帯魚と金魚。 観葉植物にエアプランツ。 さぁ、次は何をしようかなぁ。
歴史の話
後編を観てきました。 どうも酷評の方が多いみたいですね。 先行上映で観た方がネタバレしてるので、ちょっとだけネタバレを含みます。 実は、前編の時に違和感がありました。 これ、室井さん? ちゃんとスーツにコートのシーンもありますが、現役時代のオーラはありません。 柳葉敏郎が歳をとったからか? 前作から12年経ってキャラを忘れたのか? ちょっと違う感じがしていました。 後編では免疫が出来てたので、違和感なく観られましたが、やっぱり室井さんではない気がします。 さて、本編はと
最近、売り出し中の河合優実主演。 母親に虐待され売春をさせられている21歳の杏は、覚せい剤にも手を染めていた。 冒頭のシーンは、麻薬漬けで痩せ細った少女が、ラブホテルで男を相手にしているシーンから始まる。 まぁ、最初の感想は「こんな胸糞悪いクソB級映画を観るんじゃなかった😩」 しかし、B級どころか第2回ダナン・アジアン映画祭 アジア映画部門、審査員特別賞を受賞してる話題作じゃないですか😅 相手の男が目の前で薬で失神したため、警察に連行される。 捕まえたのは佐藤二郎演じる多々
平成18年の映画ですが、もっと古い感じがします。 出演者がまだ若いから、そう感じるのかもしれませんが、70年代、80年代の雰囲気も感じます。 主演はオダギリジョー、その兄が香川照之 兄弟の幼馴染が真木よう子 香川照之演じる稔は頑固な父には、良き長男。 弟には良き兄として、父と一緒に田舎町でガソリンスタンドを営む。 猛(オダギリジョー)は東京でカメラマン 母親の法事で帰郷した猛は昔の恋人、智恵子と再会。 稔のガソリンスタンドに勤務している智恵子は、猛との再会で今の自分を見
ちょうど1ヶ月前くらいに観てきた 「室井慎次 敗れざる者」 ストーリーは「THE FINAL 新たなる希望」で立ち上げられた「組織改革推進委員会」を解散させられ、いきなりの辞職。 田舎暮らしを始めた室井さん。 自宅の近くで死体を発見してしまった事から、事件に巻き込まれていく。 懐かしい顔もチラホラ登場して ベイブリッジ閉鎖ギャグを連発の後、ゆっくりと事件が動き出す。 一言で言えば、後編への壮大なプロローグ。 「レッドクリフ」の時もそうだったけど、前後編は得てしてこう
超平和バスターズによる秩父三部作の3作目。 摩訶不思議な話である。 主人公のあおいが幼い頃、姉のあかねと一緒に、あかねが交際していた慎之介(しんの)のバンド練習に参加していた。 しんのに憧れ、ベーシストを目指す。 高校2年になったあおいは、かつて、しんのたちが練習していたお堂で練習をしていると、13年前と変わらない姿のしんのが現れる。 幽霊でもなく、現実でもない、しかし実態はある。 でも、なぜかお堂からは出られない。 謎だらけのしんのと次第に意気投合する。 しかし、あるイ
「あの花」で知られる監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:田中将賀の超平和バスターズの制作による秩父三部作の2本目。 郊外の山の上にあるお城(実はラブホ)に憧れる幼い少女が、そこから出てくる父親と知らない女性を見かけ、母親に「お父さんは王子様だった」と伝えてしまい、それが元で両親が離婚。 それがトラウマになり、殻に籠り言葉を発しなくなってしまう。 その少女が高校生になっても、その呪いは続いていた。 それが「地域ふれあい交流会」の企画に参加させてしまう事で、物
すずめの戸締り これも録画したまま放置してた映画。 たしか、前評判はイマイチだったけど、観た人は評価が高い気がする🤔 だだし、震災がテーマになってて、けっこうリアルな場所が出てくる為、賛否はあるみたい。 主人公の鈴芽と草太の出会いから、ストーリーは急展開する。 ジェットコースタードラマの様でもあり、ロードムービーの様でもある。 1匹の猫を追って舞台は宮崎から四国、神戸、東京、そして三陸へと移動する。 ファンタジーでありながら、古来日本のオカルトも組み込まれ、観るものを
竜とそばかすの姫 だいぶ前に録画しておいて、まだ観てなかった作品。 細田守監督の最新作(そろそろ新作やらないかなぁ) なんか、世界観がサマーウォーズっぽいとか、内容が酷評だったり、あまりいい話を聞かない😅 時をかける少女から、ずっとスタジオ地図の作品は好きなんで、やっと観ることにした。 観てみたら、全く違いましたね。 批判してる人の意見も、わからなくはないけど、映画なんだから、アニメなんだからで済む事だし、逆に表現としては面白いと思う 自分に自信がなく、父親ともうまく
いつでもあなたに見えるように いつでもあなたが見えるように ここで明かりを灯します きっとあなたに届くように きっとあなたが届くように ここでいつも待っています
「スオミの話をしよう」の話をしよう🤣 久しぶりの三谷作品で、思わず飛びついて 「ラストマイル」とダブルヘッダーで観てきました。 前半は徐々にスオミの元ダンナが集まってきて、さんざん笑かしてくれます🤣🤣🤣 小道具から、設定から、ちょっとした仕草まで あの俳優がこんなことやらされてる🤣🤣🤣 ちょっと前に、林修の初耳学でに三谷さんがゲストに出てて、脚本の大元のアイディアの話をしていて、この俳優が絶対にやらない行動をさせてみたい。 その場面から、前後のシナリオを書いていくと言っ
マガジンのタイトル「kinematograph」は活動写真、つまり映画のこと。 省略されてキネマと呼ばれます。 シネマも同義。 1回目の映画は何にしようかと迷ったんだけど、今日、観てきたばかりの「ラストマイル」にしました。 野木亜紀子さんの脚本で、続編というわけではないが、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線。 「MIU404」の時も「アンナチュラル」のメンバーがゲスト出演してたけど、今回は主要メンバーもガッツリ出る。 法医学も機捜も直接的には関係ないオ
私の心を揺らしたのはあなた 胸の奥をざわめかせて 私の心を落としたのもあなた ハラハラと儚く散った 私の心を吹き飛ばしたのは何故 もうあなたに吹かれた夏が終わる
粟立つ想いが溢れ出し 聡明な蒼い空に溶け出す 夏に手が届く前に ひときわ暑い夏が終わった 二度と戻ることのない あの夏が 百日が過ぎても紅く染まったまま 泡のように消えてゆく
向こうまで広がる青い空に たくさんの思い出が浮かんでる 風に流されながら消えてゆく影を 追いかけながら彷徨って 胸の奥まで びしょ濡れになって 道端でうずくまって ただ震えている ただ あなたが通っていっただけなのに
日常が戻ってきた 何も変わらない 平凡な日常が ただ 胸の奥に ぽっかりと穴が空いているだけ
【禊と三貴子誕生】 黄泉国から逃げ帰ってきたイザナキは、日向の阿波岐原に向かうと、死者の国の穢れを祓うため禊を行うことにしました。 まずは、脱ぎ捨てた衣類や装飾品などからは十二柱の神が生まれ、次に水の底に沈んで浮かび上がるまでに、三柱のワタツミの神と三柱のツツノヲの神が生まれました。 この時に生まれたワタツミ三神は、博多湾を本拠地として勢力を築いた安曇連の始祖神とされています。 また、ツツノヲ三神は住吉三神と言われ、航海の神として難波(現在の大阪市)の住吉大社に祀られ