見出し画像

【詩】雨礫 (あめつぶて)

雨が胸の奥を叩く

忘れかけたあの時代が痛みだす

濡れるのを嫌がる僕の手を

引いてはしゃぐ君の笑顔

雨に濡れて霞んでゆく

また心が風邪をひく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?