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映画とわたし。〜愛がなんだ〜

まなんです!ひさしぶりの更新になってしまった〜

ひと月前ぐらいに、東京国際映画祭で「愛がなんだ」を一足先に観ました!

あまりにも心に残りすぎて、衝撃がすごくて、この感じ久しぶりすぎて余韻の引きづり具合がすごくて。気持ちの整理をするのに時間がかかってしまいました!(笑)
そしてあまりにも深く心に残ってしまったことにより、読書が苦手なこのわたしが、原作読まないで有名なこのわたしがですよ、ひっさびさに原作を買って読んでしまったほど!

原作は角田光代の「愛がなんだ」

そんなわけで、今月は来年4月全国公開の映画「愛がなんだ」を紹介したいと思います!

「愛がなんだ」
わたしの大好きな役者、岸井ゆきの&成田凌の2人が主演で、恋愛モノの作品を多く手がけている若手の今泉力哉監督によって映画化されました。

この映画が発表されたとき、飛び上がるほどに嬉しかった!!
ずっと見れるのを楽しみにしていて、東京国際映画祭で上映されると知って、何が何でもチケットをゲットして観に行くぞと意気込んでいました。
一足先に観て、もう観終わった時点でもうすぐにでも、もう一度観たい気持ちが波のように押し寄せてきた。。春よ早く来い!!
それぐらい主人公テルコという人間に強くひかれたのです。

キャッチコピーが「好きになって、ごめんなさい。」
「最高にしあわせ。でも、彼は恋人じゃない。」
もうこれだけでご飯何杯食えるだろうか!!!

ざっくりとしたあらすじです↓
主人公テルコ(通称テルちゃんor山田さん)は28歳のOL。
とあるパーティーで偶然知り合ったマモル(通称マモちゃんor田中)に一目惚れしてから、テルコはマモちゃんのためなら仕事中だろうとなんだろうと電車のない真夜中だろうと、どこにでもすっ飛んでいく!
マモちゃん一直線、一筋、一途に思う、脳みそのほとんどをマモちゃんで占めているような毎日。
けどマモちゃんにとってはテルコは都合の良い女で恋愛対象ではない。
けれど側からみたらまるで恋人のような関係でもあり、テルコはそんなマモちゃんに振り回されていく。
二人の関係はどうなっていくのか、、というのが見どころ!!

とにかく、テルコの暴走っぷり??がほんっとにすごい!!
同じ女性として、まったく理解できない、おいおいおいおい!と思わず突っ込みたくなる言動だらけなのに、なんでかテルコという女性にどんどん興味が湧いていってしまって、最終的には憧れのような気持ちまで抱いてしまった始末。
多分、わたしが恋愛において、テルコとはほぼ真逆なタイプだからなのかもしれない。だからこそ、テルコまでとはいかずとも、テルコのその異常な執着心とか一途なところとか、少なからず見習うべきポイントもあるのではないだろうか、とかテルコの沼にズボッとハマっていく自分に気づく。
ちなみに、原作ではマモちゃんはそこまで容姿がいいという設定ではないのだけど、映画では容姿端麗スタイル抜群で申し分のない成田凌が演じてくれましたわけで、成田凌をキャスティングしてくれた今泉監督に心から感謝したい。
それぐらい、二人のシーンはテルコを自分に置き換えたくなるほどのキュンキュンポイントでたまらない!!
何度も観て、キュンキュンしたいと思う不純なわたしをお許しください。
話はそれましたが、この映画にはテルコとマモちゃん以外にも、テルコの親友の葉子ちゃん(演:深川麻衣)と、葉子ちゃんに振り回されながらも一途に思い続けるナカハラくん(演:若葉竜也)という2人のサイドストーリー的な部分もとても見所なのです。このナカハラくんがまた、とても良い!!
ナカハラくんが主人公でスピンオフなんてあったらさらに楽しそう。
言うなればテルコとナカハラくんは立場的には近いところがあって、「ストーカー同盟」なんてものを組むほどに、同士なわけです。
なので、この映画は、性別問わずに楽しめる映画なんじゃないかなと、思うのです。
あと重要サブキャラのすみれさん(演:江口のりこ)がまた最高にいいキャラしてて、かなり笑かしてくれます。
原作も読んだ上で感じたところは、こういう女の子を主人公にしてくれたことが、すごく挑戦的でもあり、けど実は究極のリアリティなんじゃないかなと。だって映画やドラマってやっぱり美しいものやキレイなもので作り上げられることのほうが多いし、観てる方も、そういう現実離れしたキラキラしたところにいろんな妄想が膨らんだり夢を見たりするんだと思う。
けどわたしはこの「愛がなんだ」をみて、なんだか無性に恋愛して〜!!ってなったし、恋愛には、というか片思いの場合は嬉しい・幸せなことよりも悲しい・寂しい・痛いとかそういうマイナスなことのほうが多いのかもしれないけれど、そういう部分をこの映画にたくさん見せられた。
なのにテルコは最高にしあわせだと言っているのだから。すごいハートの持ち主だ。
わたしはテルコみたいにはなれないと思うし、マモちゃんみたいな(性格の)人を好きにはならないけど、こういう恋愛をしたら自分だったらどうするんだろう、どんな行動に出るんだろう、とか色々妄想するのも楽しかったりする。(笑)
テルコやナカハラくんがどんな答えに辿り着いたのか、気になったそこのアナタ!ぜひこの映画を観てほしいと思います。
こんなに人に全力ですすめたくなる映画ひさしぶりに出会えてわたしはそれがとても嬉しいし、それだけで幸せな気持ちです。
それと、大好きなゆきのちゃんと成ちゃんがほんっとにとっても素晴らしいです。それだけでも観てほしい。
原作読んでも、ああ、テルコがゆきのちゃんでよかった、と心から思いました。
原作にあって映画にない演出、逆もしかり、どちらもとてもよかったし、何より監督の脚本もとてもよくて、心に残るセリフや演出がたくさんあった!
それと最後にもうひとつ。
わたしはこのポスタービジュアルがとっても好きです。
今年見た映画の中でナンバーワン!!
映画を観終わったあとにこのビジュアル写真をあらためて観ると、きっと誰しもが胸がぎゅーっとなるんじゃないかなと思います。

オススメ度 ★★★★★
キュンキュン度 ★★★★★
せつない度 ★★★★☆
こんな恋愛してみたい度 ★★★☆☆
この映画について語り合いたくなる度 ★★★★★

さて、そんなわけで今回は「愛がなんだ」について熱い思いを書きました!
まだ公開は先ですが、ぜひチェックしてほしい!!
わたしは公開したら何回も観に行ってしまいそう。

今年も残すところあと1ヶ月ちょっと。
年内もまだまだ楽しみな映画の公開が控えているし、もうすぐ今年の劇場鑑賞回数が100を超えそうです!
何度も言いますが、観たい映画しか観てません。(笑)
それだけ、観たいなと思う作品がたくさんあった2018年だったんだな。

次回は2018年の総まとめ的なのもできたらいいなと思います!

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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