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”超”初心者向けの投資

皆さんこんにちは。

本日はHUNTERCITYの「コロナに打ち勝て、デットとエクイティの二刀流ファイナンス」での学びをまとめていきたいと思います。

本日の講師は、伊藤忠テクノロジーベンチャーズの諏訪さんです。
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ (ITV)は新産業を創出し、社会に変化をもたらすことをミッションとしており、スタートアップ企業への投資を行っている会社です。

この記事を見ることで、初心者の方でも投資の種類や性質などがわかる内容となっています!ぜひ読んでみてください。

投資とは?

簡単にいうと投資とは、未来の利益を得るために事業等に資金を出すことです。

なぜ企業には資金調達が必要なのかというと、そもそも元のお金がなければ利益を創出するどころか、経済活動すらできないからです。=倒産

投資の種類

投資を受ける方法にもいくつか種類があります。

デット(借入)
例)メガバンク、地方銀行、日本政策金融公庫
エクイティ(株式)
例)VC、事業会社、個人投資家、エンジェル投資家
補助金、助成金
例)国や政府、地方自治体など
その他
例)ファクタリング、クラウドファンディング

この、デットエクイティですが、2つの違いを見ていきます。

・提供者
デット:金融、公庫
エクイティ:VC、投資家
・返済義務
デット:有り
エクイティ:無し
・BS項目(勘定科目)
デット:負債
エクイティ:株主資本
・期待リターン
デット:元本+利息
エクイティ:株式売却益、配当
・投資リスク
デット:低い
エクイティ:高い
・成長期待
デット:小〜中
エクイティ:大
・貸主の立場
デット:債権者(経営権無し)
エクイティ:株主(経営権有り)

大きく見ると、このような違いがあります。
投資リスク、期待リターン、貸主の立場が大きく異なります。

銀行とVC

銀行とVC(デットとエクイティ)では、同じ投資とは言っても稼いでいる部分(マネタイズポイント)が異なります

銀行
元金:個人や法人の預金
収益:主に利息で儲ける(運用収益、金利収益、手数料収益+グループ会社収益)

VC
資金:投資や情報収集、協業ニーズを目的とした投資資金
収益:投資した企業の成長で儲ける(株式売却益 等)

実は安定を捨てきれない銀行もスタートアップへの出資も行っています。
その理由としては、稼げるポイントがあるからです。

銀行に融資を受ける際(デット)に重要なのは、本業で利益が出ているかです。
つまり、自己資産が+であることです
そもそもお金がないのに融資を受けるということに反していますね。
そこで、VCからの投資(エクイティ)を受けていれば自己資本を持っていることになり、銀行からの融資(デット)を受けやすいそうです
さらにデットをうまく活用することによって、株式の希薄化が防げます

初めての融資を受けるには

スタートアップを立ち上げようとしている方や、デットを考えている方は以下にポイントをまとめたので、参考にしてください!

・最初から銀行のプロパー融資は難しい。何事も関係性が大事なので、はじめは保証協会付融資を利用すべし
・無担保、無保証を希望する起業家が多いが、一般的には代表者保証が必要になる。 
・銀行によってはVCにLP融資しているので、VCから銀行担当者を直接紹介してもらった方が硬度が高い
・しっかりとトップラインを伸ばし、成長性が高いことを示す
資金要素を見えやすくすることも重要。(固定費、変動費等)

本日もありがとうございました。

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