マガジンのカバー画像

カケルデザインマガジン

56
「カケルデザイン」を掲げつつ、くふうAIスタジオ デザイン推進部で働くメンバーの個性を存分に味わえるマガジンです!
運営しているクリエイター

#Webデザイン

Figmaであとからコンポーネントを作りまくるときのコツ

Figmaでコンポーネント作るマン、hassyです。 業務でしばしば「ほとんどコンポーネントがないファイル」にコンポーネントを作りまくって置き換える、ということをやってきたので、ざっと心得的なものをメモっておきます。 正直そんなコツのいる話でもないですが、初めてこの作業を長大で膨大なファイル相手にやろうとすると心が挫けそうになるだろうな…と思い、少しでも道筋が開けて見えることを目指して書いてみることにしました。 スピード優先で作られたデザインファイルを落ち着いて整理するとき

"ハーフモーダル"のUIにちょっと考え込んだ時の話

今回は考えていることを在庫放出セールなnoteです。ちょっと経験談でもあるので、特にwebで"ハーフモーダル"なUIを検討されている方は参考になるところもあるかもしれません…が、概ねお気持ち・ただの気づきの文章と言って差し支えない内容になっています。 始める前に:言葉の定義についてまずこの記事で取り扱う「ハーフモーダル」はMaterial DesignにおけるBottom SheetやiOSにおける支払い内容確認画面のような、「あるモードから完全に脱さず(あるモードの内容が

仕事で使いやすいFigmaのワイヤーフレームキットを作ったので経緯をまとめました

こんにちは。またしてもFigma communityで公開したfileについての解説noteです。今回は頻出するUIパーツをワイヤーフレームとして使える状態にまとめたキット、「和文ワイヤーフレームキット」の作成経緯をつらつらと書いていきます。 タイトルの「仕事で使いやすい」は自分たちの仕事において使いやすい、という意味合いです…というお話です。 ことの発端発端は仕事中の気づきでした。 Da Vinci Studioデザイン部では「こういうものって作れますか?」とご相談いただ

Figmaで「つよくてやさしいデザインデータ」を目指したい

Figmaでデザインデータを作っているとき、いつも心がけたいことの一つとして、「つよくてやさしいデータを作るぞ!」というものがあります。 これは自分の中では「変化に"強く"、デザインに触れる人に"優しい/易しい"」という意味合いで、さらに詳細に書くと「デザインの変更がしやすくて自分以外の人にもデザインデータの構造を理解しやすい」ようなことを目指しています。 ちなみにデザインに触れる人として主に想定しているのは、「デザインデータを直接触ってものづくりをする可能性が高い人」です

会社のみんなが使えるスライドのテンプレをFigmaとGoogleスライドで用意してcommunityでも公開しました

こんにちは!今日は最近「自社っぽさのあるスライドのテンプレを会社のみんなが使える形で作った」のと「そのスライドのテンプレを流用して汎用性の高いFigmaのスライドテンプレをcommunityに公開した」ので、その一連の流れを書いていこうと思います。 事の発端Da Vinci Studioでは部署を問わずちょこちょこ社内LTやお互いの仕事について共有する機会があります。 特に最近では「担当したことのないプロダクトや他のチームの仕事をもっと知る機会を用意しよう!」ということで、

iOSでの下部固定UIに気をつけようの段

今回はちょっとした気づきのメモ。 下部固定、すなわち「Webブラウザの下部にposition:fixed;で固定されスクロールしてもブラウザ下辺にくっついたままになるパーツ」についてです。 ぶっちゃけ心得ている人は十分心得ていそうなので、初めて下部固定を使ったスマホデザインをするぞ!!という人は参考にするくらいでお願いします🤘 具体的に気をつけたほうがいいポイントは2つです。 1. セーフエリアからはみ出す可能性これはiPhone X以降の端末がメインである場合に気をつ