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【建玉操作】SPYロング・ストラングル(2023年6月)

みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。

現在、SPY(S&P500ETF)を中心にトレードしておりますが、こちらの建玉の状況をお伝えしたいと思います。

現在の建玉概要

ロング・ストラングル

現在の基本的な建玉としてはLEAPSを利用してロング・ストラングルを組んでおります。

先月まで、400C(満期2025年12月)と390P(満期2024年1月)でロング・ストラングルを組んでおりましたが、6/16に株価が上昇して、ほぼ損益分岐点(下図グラフ参照)まで到達していました。

390P/400C ロング・ストラングル

ここで、390PがかなりFOTMとなりデルタが小さくなっていたので、今後の下落のヘッジとしては期待が薄いと考えたので、満期は同じ420Pにローリングを行いました。

420P/400C ロング・ストラングル

これにより、一応、今後株価が下落してもマイナスにはならないように対応しました。(ボラが下がったらマイナスになる可能性はありますが)

クレジット・スプレッド他

ロング・ストラングルは相場の変動を狙うポジションであるので、もし、相場が大きく変動しない場合は、セータ(Θ)によりプレミアムが減価していきますので、それをクレジット・スプレッドを組むことで補おうという戦略です。

また、ロング・ストラングルの両サイドに期近のプット売り、コール売りを組合わせて、こちらのオプション売りでも、ロング・ストラングルの減価を補おうと考えております。

6月はすべてのクレジット・スプレッドを利確することができました。また、ロング・ストラングルに組合わせていた440C売りがかなり減価していたので、438Cを買ってフリートレードのデビット・スプレッドに組み替えておりましたが、これがITMとなり利益を多く獲得することができました。

現在の状況(2023年6月)

ロング・ストラングル

ロング・ストラングルの損益ですが、ローリングにより、390Pを▲227,365円でロスカットすることになりました。ただ、現時点で400Cが約40万円の含み益が発生しているので、合計では+152,364円のプラスとなってます。

クレジット・スプレッド他

6月は、クレジット・スプレッドだけでなく、先述したフリートレードのブルコールがITMとなったことにより、+81,570円の確定利益を獲得することができました。

これで、合計では265,718円の利益を獲得していることになります。ただ、現在建てているクレジットスプレッド等の含み損が▲86,921円があります。

400Cロングに組み合わせている440C(満期7月21日)がITMになっているので、これが含み損のほとんどですね。これは満期まで放置して、ローリング予定です。

まとめ

6月時点のSPYの利益を纏めると下記のとおりとなります。

6月はロング・ストラングルのローリング、フリートレードのITMなど、ほんと思惑どおりに展開したかなと思います。

実際、420Pへローリングした直後に株価が下落する展開となりましたが、自分の資産はほぼ変動ありませんでした。420Pのヘッジ効果が高かったかなと思います。

7月は今月満期となる440C売りがどうなるか?ですかね。まあ、ロスカットでローリングでもいいと思ってます。その分、400Cの含み益が増えるだけなので。どこかでフリートレードに持ち込めれば最高ですがね。

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!

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