見出し画像

【米国株OP】LEAPSロング・コール(TLT)エントリー

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。

今週、新たにiシェアーズ米国債20年超ETF(TLT)をエントリーしましたのでご報告させていただきます。

ファンド概要

iシェアーズ米国国債20年超ETF(TLT)は、残存期間20年超の米国財務省証券で構成される指数を水準としたETFとなります。

国債は金利と負の相関関係があると言われており、金利が上昇すると債権の価格が下落し、金利が下落すると債権の価格が上昇するという性質を持っております。

下記は米国債10年金利の日足チャートになります。昨年からインフレ対策として米国では利上げが実施されておりますが、最近ようやくインフレ鈍化の兆しが見えてきた段階で、10年金利が高値を更新して、4.2%に迫る勢いです。

米国債10年金利日足チャート

当然、債券の価格はこれに反比例して下落をしております。巷では「これ以上の利上げはないだろう」と考えられている状況で、この債権のバーゲンセールが発生したわけですw(知らんけど)

TLTに関しては、これまで安いところを現物株をコツコツ拾っていて、現在21株くらい所有しているのですが、このバーゲンセールでは、現物株を買っている場合ではない!wと判断して、TLTのオプションを購入することを決意しました。

エントリー状況

今回選択したオプションはコールオプションで、満期が2025年1月となりますので、所謂、LEAPSロングコールになります。

  ・エントリー日時  2023年8月3日 22時42分
  ・オプション  コールオプション
  ・権利行使価格  95ドル
  ・プレミアム  10ドル
  ・満期  2025年1月17日
  ・株価  95ドル
  ・為替  142円/ドル

株価は95ドルだったので、ATMのコールを購入しました。損益グラフは下記のとおりとなります。損益分岐点はプレミアムが10ドルであるので、105ドルになります。満期まで約1年16か月ありますので、それまでに105ドルを超えてくる展開となれば利益となるわけです。

下記はTLTの月足チャートになりますが、現在の株価が赤ラインとなりますので、まあまあ、良いとこでエントリーできたのではないかなと思います。

【TLT】月足チャート

今後の戦略

今回はLEAPSロングコールを建てたので、必然的に長期で株価の上昇を狙っていくのが基本となりますが、それだけではオプショントレーダーとして退屈であるので、いくつか戦略を検討したいと思います。

LEAPSダイアゴナル・スプレッド(LDS)

まず、最初に考えられるのはLDSですよね。LEAPSロングコールはセータの影響は受けにくいのですが、やはり株価の下落はヘッジしておきたいところです。期近のコールを売って、上手くプレミアムを獲得しながら、下落ヘッジしていきたいですね。

ブルプット・スプレッド

今後も株価の下落が継続する可能性があります。ボラが盛った時点では、95ドル以下でブルプット・スプレッド(クレジット・スプレッド)を組むことで、プレミアムの獲得も狙っていきたいですね。

下記は、昨日(8/3時点)のTLTのサマリーとなります。IV30 % Rankが前日は18%であったのに53%まで上昇してきました。今後、ボラが吹く場面では積極的に組んでいきたい戦略ですね。

【出典】Market Chameleon

まとめ

今回はTLTのLEAPSロングコールのエントリーについて紹介しました。先ほど、お伝えしたのですが、TLTはこれまで現物株をコツコツと積み上げてました。

この理由は、確定申告の際に、現物株の利益(譲渡所得)として計上したいと思ったからです。なぜなら、昨年の損失繰越が100万円分くらいあるのでw これがオプションで利益を上げると、譲渡所得ではなく雑所得での形状となり、この損失繰越使えないのですよね…

でも、TLTが95ドルまで下落してきたので、仮に満期でITMになったら約130万円くらい資金があれば、権利行使して現物株として利益が上げることも可能だなと気づきまして、レバレッジの大きくオプションでエントリーしたというわけです。

さて、今後どのような値動きになるかな~。

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!

【免責事項】
※内容の正確性については万全を期しておりますが、私の個人的な視点、理解を示したものであり、完全性、正確性、適用性、有用性等いかなる保証も行っておりません。
※内容に基づく判断については、利用者の責任のもとに行うこととし、一切の責任を負いません。
※内容に関しては、将来、予告なしに変更する場合がございます。

【追伸】もし、LEAPS取引について知りたい方はこちらからどうぞ~!

ありがとうございました!