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【LEAPSロング・プット】コスト回収大作戦!

みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。

先日、こちらの記事でSPYのLEAPSロング・コールをエントリーしたことを報告させていただきました。

下記がエントリー時の日足チャートになりますが、2/2にSPYの株価が414ドル当りの時(十字線交点)に、少しITMとなる400Cを76ドルで購入しました。

【SPY】日足チャート

その後、CPI、PCE等の指標によりインフレ悪化が懸念され下げる展開となり、株価は下落し、400Cは含み損を抱える展開となりました。

現在の建玉はLEAPSロング・コール、カバード・コールがメインであるので、完全にデルタをプラスに振っているような状況です。流石に下落ヘッジが必要だと考えまして、今回、LEAPSロング・プットをエントリーしました。

1)建玉概要

建玉の詳細は下記となります。

  • 銘柄:SPY(S&P500指数連動ETF)

  • 取引内容:LEAPSプット買い

  • OPEN:2022年3月3日 1時02分

  • 権利行使価格:390ドル

  • 満期日:2024年1月19日

  • プレミアム:23.00ドル

エントリー日は3/3の1時ですが、3/2の寄りからSPYの株価は下落する状況となりました。少し上に戻してからプットを購入したいなと思っていたのですが、下落が止まらないので、390Pに23ドルで指値をして就寝しました。(まあ、指値刺さらなかったら仕方ないかくらいの気持ちで)

【SPY】日足チャート

チャートをご覧のとおり、その後、SPYの株価は大きく上昇する展開となり、SPYの株価が394ドルあたり(十字線交点)で指値が約定となりました。

トレーダーあるあるではありますが「お前が買ったそこが底!」と言わんばかりに逆神ぶりを発揮しておりますw まあ、相場の上げ下げは予想しないスタイルなので仕方ないですね。

390Pを選択したのは、あまりFOTMを買ってもヘッジとしての効果が期待できないところと、自分の現状だと400Cとの差、10ドル(1,000ドル)くらいが含み損として耐えられる限界だと考えました。

3/3時点での建玉の状況は下記のとおりとなります。

  • 400C@76.00(1枚)⇒ 72.27(▲15,936円) ※2025/12/19満期

  • 390P@23.00(1枚)⇒ 19.54(▲55,658円) ※2024/1/19満期

早速、390Pが大きくマイナスとなってますが、その分、400Cが含み損を改善してます。一時期は7万円くらいありましたしね。

2)コスト回収大作戦!

現状、400Cと390Pは含み損となっておりますが、ロング・ストラングルのような形(満期は異なりますが)となっておりますので、大きく上昇、下落という場面は資産的にはプラスに働く建玉となってます。

もちろん、その反面、相場が動かないという部分ではタイムディケイによりジリジリとプレミアムが減価していくわけです。ただ、LEAPSなので、タイムディケイは比較的小さいというメリットはありますけどね。

今回、満期の選択にはちょっと悩みました。400Cと同じ満期にして、ロング・ストラングルにするか、短めの満期を選択するべきか。

満期を長くして長期間でロンストのコストをオプションの売りで回収していこうという考えもあったのですが、基本は400Cで上昇で利益を狙い、390Pはあくまでも400Cのヘッジと考えることにしました。よって、ヘッジコストはできるだけ少ない方がよいので、2024年1月19日と満期まで約11か月のものを選択しました。

さて、390Pを買ったのでこれでヘッジ完了!今後のトレードは安心だ!というわけですが、23ドルというコストは保険料としてはまあまあな金額です。実際は100株分で2,300ドル、日本円で317,990円!とかなり高額になりますので、できればこのコストは今後回収していきたいなと。

満期まで残り11か月ですので、毎月2.1ドル(28,900円)を回収していけば、コストゼロで保険を掛けたことになります。よって、今後はコスト回収大作戦!を開催したいと思います!

コスト回収戦略①(ダイアゴナル・スプレッド)

現在、400Cと390Pをロングしておりますので、これに期近のコール売り、プット売りを被せるとダイアゴナル・スプレッドとなります。ダイアゴナル・スプレッドは、サクソバンク証券では証拠金が不要で仕掛けることが可能です。よって、期近、期先のコール、プットを売ってコスト回収することが可能です。

実際、現在、下記を建ててダイアゴナル・スプレッドを組んでますが、現在、1.4ドルくらい含み益が出てます。

  • 445C@1.25(-1枚)⇒ 1.09(+0.16)※5/19満期

  • 335P@2.20(-1枚)⇒ 0.96(+1.24)※5/19満期

コスト回収戦略②(レシオ・スプレッド)

戦略①は証拠金が不要でトレードが可能ですが、やはり、相場が大きく下落、上層した場面はIVの増加等もありますので、積極的に参加をしていきたいと思いますので、コール売り、プット売りを追加して、レシオ・スプレッドを組んで回収していきたいと思います。

当然、売りの枚数が多くなるので証拠金が必要となりますが、こちらは短期である程度プレミアムの減価が進めば利確していく方針です。

3)まとめ

今回はヘッジで建てた390PのLEAPSロング・プットのエントリーについて報告させていただきました。今後、23ドルのコスト回収状況については不定期となりますが、ご報告していこうと思います。本当にうまく回収ができるのか、自分の資産を犠牲にして実験をしていきたいと思いますw

まあ、毎月2.1ドル回収って、結構大変かもしれませんね。あまり、コストゼロを意識すると無理なトレードも出てくるかもしれませんので、冷静に取り組んでいければと思います。

本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!

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ありがとうございました!