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同じ場所や町で同じ日に行われるイベントでも来る人が違うなあと思う事

 今回SCAJと全日本模型ホビーショーというイベント両方に行きましたが、何が違うかを僕の感じた事ではありますが書いてみます。これは、どちらがイイとか悪いかではないし、批判をしているわけでもないという事を前提に読んでいただくと助かります。

 コーヒーやプラモ(模型)は、同じ趣味、嗜好品ですが、この世界はある意味全く違うといっていいと思います。両方が好きという人はあまりいないのが印象的ですが・・・

 まずなんというか来場者の雰囲気が違うのです。つまりある意味コーヒーも模型も好きになるとオタクにはなるのですが、オタクの質が違う・・・という感じです。つまり、模型の方は明らかにこの人オタクだなと感じさせる服装や雰囲気の人達がイベントに来場されているのですが、コーヒーの方は、一般的な服装の人もいれば、服装に気を付けている人も来場されている人も多かったです。もちろんどちらとも物販を各ブースでしているのですが、模型イベントの参加者の方々の帰り際を見るといかにも戦利品を購入出来たという満足感が出ている人達が多かったですね。勿論物販購入して満足感がある事は素晴らしい事だと思うのですが、別の面で言うとなにか限定品等のお宝をゲットしにいく・・・つまりこのゲットしにいくという感覚の人が多いので僕には違和感があるのです。つまり、模型等のキットをイベントで購入できた事によるただただ満足感で満たされている人はほとんどいません。だからイベントの帰り際に見た人達が模型のキットを持っている人を見るとやはりオタクはアニメ界隈でもプラモ界隈でも根本は一緒だなと思うのです。
 そう思うと模型イベントに昼からしかも午後3時以降ぐらいに参加した事が僕にとっては正解だと感じました。つまり、限定品等をゲットしようとする人達の渦に巻き込まれなくて済んだと思います。つまり限定品をゲットしようという物欲に巻き込まれずにすんで各ブースの新しい商品を見る事ができて良かったです。
 コーヒーの方もある意味全国各地のコーヒーロースターが終結していたのでコーヒー豆をゲットしようとしている人達が沢山いたと思います。でもコーヒー豆は賞味期限があるので沢山購入できない事もありそこまでコーヒー豆をゲットしようという雰囲気の人達は少ないという印象でした。僕自身も各ブースをまわったのですが、落ち着いて各ロースターを見ている人達がおおい感じでした。

 僕自身は、SCAJに行った理由のひとつに、気になるコーヒーロースターやコーヒー器具を購入するというのも目的ではありますが、それ以上に、各ロースターの人達とお話をする事が楽しみであり、なぜそうなのかを尋ねるのが面白いと思っていたので、コーヒー豆の購入だけではなかったので僕が今回SCAJというイベントが面白いと思ったのです。

 あと面白いのは、ホビーショーを見てからからSCAJを見ようという人はほとんどいなかったとおもいますし、SCAJを見てからホビーショーを見る人もほとんどいなかったと思います。つまりホビーショー帰りにSCAJを見に来たという雰囲気の人はほとんどSCAJの会場内でみかけませんでしたし、SCAJからホビーショーを見に来たという雰囲気の人はホビーショーの会場でもほとんど見なかったと思います。

 僕自身両方のイベントに参加して改めて思うのは、同じ趣味の世界でもまったく方向性が違うと両方が好き・・・つまり両方のイベントに参加するぐらいに興味を持っている人達は中々いない・・・つまり片方の世界観しかもたない人達としか関わらない可能性が高くなるのだなと思いました。僕はそれはもったいないとは思うのですが・・・今回は同じ会場で行われている・・・しかも会場の階が違うだけなのに興味をもたないひとが多いという事なのです。

 最後にもう一回書きますが、どちらのイベントに参加するのが、いい事とか悪い事とかではありません。両方とも好きな人にとってはたまらなく楽しいイベントなのです。でも、大きく見ると趣味という意味では同じなのですが、ある意味交わる事のない世界があるという事・・・いや交わろうとしない世界がある事だという事がよくわかるイベントだったというのが僕の印象です。

 読んでいただきありがとうございます。

 

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