見出し画像

どんなことがあっても叶えたい夢~交換留学日記♯77~

今日、大学を卒業しました。4年間、あっという間だったなぁ。
16年間の学生生活の始まりは2007年4月。両親につれられてミキハウスのランドセルと黄色の帽子を身に纏って地元の小学校に通いました。

最初のHRで当時の担任の先生が、
「明日明後日は休みなので月曜日に元気に来てくださいね」
って言った時に僕は立ち上がって「やったー!」と言った記憶があります。

なんせ、その翌日は祖父母を交えてディズニーランドに行くことになっていたからなんですよね。今となっては杖をついて歩くようになったため、再び行くことは到底不可能なことを考えると月日の流れを感じますよね、、

こんちゃ!今回もよろしくお願いします!

僕がこれまでの人生で何度も何度も燃え尽き症候群になってきた主な原因は

「何かが終了したことで、次に何を目指せばいいのかわからない」

ということです。つまり、今まで小さな目標ばかりに集中していたため、目の前のことに全力投球で来ていたのですが、それが無くなった途端行き詰まりが生じてしまいました。

今年の目標は前にも書いた通り、
「HSK3級」、「韓国旅行」、「TOEIC970以上」の3つです。

この目標だけでしたら、もし仮に6月に達成してしまったらどうなるでしょう?僕のこれまでの統計を辿るとまた燃え尽き症候群になってしまうのです。そのため、ちょっと手を伸ばして長期的な目標を立ててみることにしました。

2つあって
①スイスでチーズを浴びるように食べるくらいお金持ちになること
②日本人の外国に対する偏見や差別意識をなくすこと
そして、②の延長線で
「異なる人種や民族が差別なく共生する社会を見届けること」です

①は前にも書いた通り、スイス旅行した時に物価高によってレストランに入れなかったひもじい思いをしたことがきっかけです。ここでは割愛します。

②が最大の夢です。こんな目標を言っておきながら僕はずっと海外は怖いところと思って育ちました。

理由は様々ありますが、一番影響が大きかった出来事は過去に日本人がハロウィンで英語を間違えて悲惨な結末を迎えた事件を知ったことです。

とあるドキュメンタリー番組でこの事実を幼いころに知った僕は
「留学なんて怖くて行けない」
「外国は恐ろしいところだ」

という考えが大学生になるまで深く、深く根付いていました。
なので、気付いたら極東日本から西欧留学をするなんて夢にも思いませんでした。

元々公務員を目指して大学に入学して、1年次はマクロやミクロ経済学に強い関心がありました。でも、全然ハマらなくてとりあえず安定した生活がしたいと思っていたので2年の前期までは本気で考えていました。

それからについては何度も書いたので割愛します。
留学準備段階で詐欺に遭ったり、ネガティブな情報ばかりを見聞きしていた僕は「行くのが怖い、でもここで逃げたら一生後悔する」と思って不安9割を背負って成田空港を発ちました。

話を戻します。確かに海外で悲惨な事件は起きた歴史的な事実はあります。
でも、日本でも悲惨な事件は沢山起きていますよね。

それがたまたま海外で起きたからテレビや新聞は強調して報道をするため、この愚かな偏見が根付きやすいのだと思います。言っちゃえばメディアも営利団体であるため、購読数やアクセス数などの数字の世界なんです。


そのため、憶測で色々書いてしまう週刊誌や新聞社はあるのだと思います。事実だけを伝えていたら出版社と個人で裁判なんて起きるはずがない。

では、僕の夢を達成するためには何が必要か?
それは一人一人が実際に経験することです。

海外旅行、国際交流することで僕が何度も強調してきた
「世界には素敵な方で溢れている」事実を多くの方が知ってくれると思います。

自ら行動し、経験することがステレオを打ち破る方法です。

また、その他の原因として日本人が海外を怖いと思うのは英語を話せる人が極端に少ないからだと思います。これは英語教育が悪い。
文法を強調する教育ですが、そもそも英語を使う最大の目的って何ですか?

それは相手とコミュニケーションをとる手段を増やすことです。
言っちゃえば文法や単語が間違えていたとしても言いたいことが伝わればいいのです。文法を学ぶのもその為の手段にしかすぎません。

僕は英文法に完全な自信はありませんが、外国の方と英語で流暢に意思疎通できます。恐らく僕よりTOEICの問題は解けても、話せない人は少なくないと思います。英語が目的になっているようでは意味がない。

イギリスのことわざで「馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない」とあります。

つまり、馬が水を飲める環境に連れて行っても最後にのむかどうかは馬自身、引率者ができるのはサッカーで言う、「アシスト」までです。

だからこそ簡単じゃないと思います。だから今僕にできることは僕の経験をありのままに話すこと、僕の周囲の人間が行動に踏み出したくなるような後押しをすることです。

とはいえ、②はどんなことがあっても叶えたい。このことに目覚められたのは素敵な出会いが沢山あったことに尽きます。本当にオランダにいけて幸せだったなぁ

ドイツのボイコットについて書く予定だったのに思い余って飛ばしてしまいました、、、また飛ばすかもです。でも非営利なので好き勝手書かせてください。笑

Have a nice day!!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?