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オランダの都市は、ワークライフバランスで世界最高水準

最近の調査で、オランダの2つの都市が、ワークライフバランスを求める労働者にとって世界で最も適した場所の1つに選ばれました。アムステルダムとロッテルダムは、ともにトップ20にランクインしています。

世界のワークライフバランス指数 2023
Forbes Advisorが発表した「Worldwide Work-Life Balance Index 2023」は、世界128都市を対象に、「労働者の幸福度に関して最も優れている」都市を決定するための調査です。この調査では、各都市を10の要素で評価し、100点満点で総合得点をつけています。分析対象となった要素は以下の通りです。

世界幸福度指数ランキング
ジェンダー不平等指数ランキング
平均労働時間
法定最低年休(祝祭日を除く)
物件価格対収入比
リモートワーク、ハイブリッドワークの割合
産前産後休暇の方針
国民一人当たりの公園・自然保護区
失業率
日照時間
意外にも、上位は北欧の都市が占めており、コペンハーゲン、ヘルシンキ、ストックホルムが上位を占めている。ヨーロッパ以外では、Forbes Advisorによると、ワークライフバランスが最も優れている都市はニュージーランドのオークランドで、ブリスベン、メルボルン、シドニーも上位25位にランクインしている。

オランダの都市は、依然としてワークライフバランスで世界最高水準にある
アムステルダムはトップ10入りを逃したものの、総合得点は100点満点中55,6点で、12位という立派な成績を収めました。ロッテルダムは52.7点とやや低いスコアで20位にランクインしています。

予想通り、1週間の平均労働時間(26,9時間)、幸福度指数(7,46点)、男女格差指数(5位)、年次有給休暇(20日)、全国失業率(4,01%)など、いくつかの項目で両市は同じ結果を得ました。

アムステルダムは、国民一人当たりの公園や自然保護区の数(58)で特に優れていましたが、住宅購入費用や天候については、ロッテルダムに負けていました(アムステルダムの年間日照時間は1.670時間ですが、ロッテルダムは1.722時間)。

オランダの首都では求人数の20%、ロッテルダムではわずか10%が遠隔地勤務の求人だったそうです。

ワークライフバランスが最も良い都市
ワークライフバランスが最も優れている10の都市は以下の通りです。

デンマーク・コペンハーゲン(100点満点中70.5点)
フィンランド・ヘルシンキ (65,1)
スウェーデン・ストックホルム (64,8)
ノルウェー・オスロ (63,2)
オークランド(ニュージーランド) (62,7)
スウェーデン・ヨーテボリ (60,7)
アイスランド・レイキャビク (58,7)
オーストリア・ウィーン (58,5)
スコットランド・エディンバラ (57,1)
北アイルランド ベルファスト市 (57)

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