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#32 音声コンテンツは動画より強力
猫のように生きてみるラジオより:
【脳科学】なぜ音声メディアがNFTに欠かせないのか?https://voicy.jp/channel/767/459435
■音声メッセージは影響力が強い
動画やテキストなど視覚的な情報は額面通りに受け取られるだけ、それ以上でも以下でもなく。
でも音声情報は脳内でイメージ処理されるので、そこにワンクッション入る。
脳が「無意識に」「勝手に」想像力をはたらかせイメージを組み立てる。
音声情報は脳を活性化させる。
この時、リスナー固有のイマジネーションがはたらく。
聞いた話を自分のフィルターを通して自分に合わせて展開し、自然に自分とひもづけて考える。
なので音声情報は、聴き手によって受け取り方がまったく違ってくる。
リスナーしだいで、動画やテキストなどより話題の発展性、拡張性があるので、より影響力が発揮されやすい。
たとえば、
家の外で誰かの話し声が聞こえたら、どんな人がどんな話をしているか「無意識に」想像すると思う。
声のトーンなどから、男か女か若いか年配か、仕事か世間話かなどを無意識にイメージしているはず。(自覚していなくても脳がそうしている)
つまり脳は足りない視覚情報を補うべく自動的にイメージを組み立てている。
この脳のリアクションが音声コンテンツを聴いている時にも自然に起こっている。
「ブラインドからの音声メッセージ」は脳を敏感にはたらかせ活性化させる。
■ビジュアルVSボイス
いっぽう、
YouTube や TikTok、Instagram などの動画、画像による視覚的メッセージは、最初から具体的なイメージが与えられているので、受け手が自分のイメージをふくらませにくい。
与えられた具体的イメージにしばられてしまうから。
ここにビジュアルのマイナス面があって、ユーザー固有のリソースにリーチしにくい。
その点、
音声コンテンツは真逆で具体的イメージを提示できないから、
どうしたって話はあいまい、抽象的、観念的になりがち。
そのぶんリスナーはいくらでも自分流に解釈できるし、あるいは勘違いだってできる。
そこが逆に音声コンテンツのふところを大きくしていて、リスナーの深いところに届かせられ、結果いろんな層にリーチできる。
■ところで
ということで自分は音声コンテンツのほうが好きです。
YouTube 動画は具体的な知識や情報を得たいときに見ます。
音声コンテンツは、特に目的意識はなく好きだから聴いているだけかな。
結果、知識や情報に加えていろんな考え方やものの見方を教えられています。