音楽をかけてよ(詩)
ベットの中でスマホいじって
昔読んだページリロードして
何の意味もないね でも眠りにはつけないね
不安定な人生の中で
確かなものが欲しいんだ
あるわけないのにね 魚と話すようなのにね
ねえ音楽をかけてよ 強い酒を持ってきてよ
それで朝まで話そう 僕の悪口でもいいから
アーティストは問わない ジャンルも任せた
君のことが知りたい あるわけないのにね
ラララ…
やるべき事はやらないくせに
暇潰しの本を読み流してる
馬鹿みたいだね 何も考えてないんだろうね
不安定な日々の中で
僕を肯定できるものは何？
あるわけないのにね 雲を掴むようなのにね
ねえ音楽をかけてよ オセロで対戦しようよ
それで朝を待とうよ その次は昼を待とうよ
マージャンでもいいし 紅茶だって淹れるよ
君の本当を聞きたい あるわけないのにね
ラララ…
心が落ち着かないな 部屋の物全部捨てよう
君が笑ってくれるなら 右腕も捨てちゃうぜ
ねえ音楽をかけてよ 鼓膜を一緒に破ろう
聞こえなくなったら 一緒に耳鼻科に行こう
それが幸せなのさ 手を繋げたらもっといい
でもここには君は いるわけないのにね
ラララ…
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