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#考える人のメモの技術 手を動かして答えを出す「万能の問題解決術」#下地寛也 読書メモ


メモ魔への道を目指しながら読んだ本。
ノートを売っている人がノート(メモ)の使い方を解説しているだけあって、説得力がある。
商品開発のアイデア出しの具体例もたくさんあってわかりやすかった。

特に印象的だった言葉がいくつかありました。
『迷ったらメモ』『どのメモも一期一会』『メモしておかないと明日にはほぼ100%忘れます』
 →その通りですよね


『メモがその経験をしてくれた人の代わりに、自分にアドバイスをくれる伴走者になってくれる』


「今、この瞬間にメモした一言が未来の自分を助けるヒントになる。そんな未来への成長のヒントをコツコツと描き続けている人が、長期的な成功を勝ち取れる』
→目指すメモ魔像はまさにこれ!


以下、未来の自分ための覚書。

1この本から得たかったこと


 ・自分のメモの頻度を増やす方法
 ・メモの使い分けの自分ルールを確立するアイデア
 ・メモの積み上げをネットワーク化するアイデア



2概要


◯日本一の文房具メーカーであるコクヨ社員の、メモの活用法をリサーチしてまとめたもの
 
◯インプットメモとアウトプットメモに分けて解説されている
 
 ・インプットメモ:事実+気づき
  →普段の気づきを記録する

 ・アウトプットメモ:現状→課題→打ち手→ゴール
  →アイデア出しに使う



3心に残ったフレーズ


『情報は「客観・事実」ですが、気づきは「解釈・主観」です』
 ・食べ物の消化吸収のたとえがわかりやすい
   情報メモ→口に入れる
   気づきメモ→消化吸収される
   情報をメモし(食べ)ても、役に立つ(吸収される)とは限らない
   情報+気づきのようにセットでメモすると使えるメモになる
   (客観+主観)(抽象+具体)(事実+解釈)と言い換えても良い


『問いを立てながら、自分のそれまでの考えを壊して再構築する』
 ・アンラーニングと一緒
  →あえて不快な考え方に向かってみるのも、新しいアイデアを出すのには有効


『大人にとって本から学ぶことは・・・自分の「考え方」に対する「新しい問い」を生み出し続けるプロセス』
 ・負荷も大きい、正直しんどいと思う
 ・でも複利が効く。やればやるほど成果が上がる
 ・習慣化して、何年もかけて少しずつやっていくのが◎


4実生活への応用



問題解決を考える時には8つの視点から始める
 1ルールがない
 2やり方が非効率
 3スキルがない
 4お金がない
 5時間がない
 6チェックがない
 7連絡不足、意思疎通がない
 8責任が曖昧


解決策を探す時には4つの視点から始める
 1引き算
  →やらなくても大して問題にならないことを探す
 2掛け算、割り算
  →今までやっていたことの比率を変える
 3逆転させてみる
  →もし逆だとしたら?と自問する
 4意外な足し算
  →全く違うことを組み合わせてみる


5関連書籍


 ◯脱・失敗学宣言 中尾政之
  →アイデアの出発点は日常の中の小さな違和感であるという視点が同じ

 

◯TAKENOTES! ズンク・アーレンス
  →気づきを広げていくメモを目指しているのは共通


 ◯メタ思考トレーニング 細谷功
  →抽象と具体との行き来は、インプットメモとアウトプットメモの関係によく似ている


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