見出し画像

II-2 キリストの贖いへの信仰ですべての人は義とされる 3:21-4:25

 福音によって明らかにされている神の義とは、イエス・キリストそのものです。

 文字で記される概念ではなく、人格を持つ、信頼されるべきお方そのものです。

 この手紙の第三部では、信仰によってイエス・キリスト、すなわち神の義を持つものとなって生きることがテーマとして詳しく説かれることになります。

 第二部のここでは、イエス・キリストを持つにふさわしく「義と認められる」ことがまず説かれます。

 神によって人格的に「義と認められる」とは、神と心が通じ合う者だと認められることと言えるでしょう。

 II-3 で神の愛にまで踏み込んだ解き明かしが始まりますが、その土台となるものが「信仰」、つまり神への信頼なのです。

(1) 信仰による神の義 3:21-31
(2) 自らを誇らない二人 4:1-8
(3) 律法を行うことによる義認ではない 4:9-25




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?