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21.ローマ1:21 神を神としてあがめない

彼らは神を知っていながら、神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その鈍い心は暗くなったのです。

ローマ人への手紙1章21節、新改訳聖書2017


万物は神によって創造され、万物は神のもの。

もちろん私たち人間も、のはずです。ところが人間は自分勝手な思いのままに、自分を、そして万物を使ってしまっています。

「このからだは自分のものだ。他の誰も、自分の考えや計画に干渉する権利などない。私が自分ですべきことを、自分のしたいことのように決めていくのだ。もしそれを妨げようとするものがいるなら、たとえそれが神であろうとも、それに対して怒りを向けるのは当たり前のことだ」

結婚も離婚も、子どもたちへの教育も、神の御旨など無関係に人間が自分で決めている状態になっているのです。本当は神を知っているはずなのに、まったく神と無関係な考え方に終止している、とパウロは訴えています。 

人間は生まれながらにして罪人精神だ、とは、神を全能の神としてふさわしく崇めることをせず、感謝も捧げない状態を意味しています。

これが聖書の言っている罪の本質です。この精神が、罪の行為を生み出しているのだ、と教えられるのです。

考えてみましょう: 神の偉大さや全能性をよく知らないから、神のみ旨にも心を向けず、自分自身の思いだけに従う結果になっている、と思いませんか。

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