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イエス・キリストの歴史と真理 ~「アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。」~系図(ギリシャ語でgenesis) マタイは、イエス・キリストの十二使徒のひとり(マタイ10:3)。自分に関して「取税人」とわざわざ肩書のように記しています。マルコもルカも、肩書なしのマタイとだけ紹介しているだけなのに(マルコ3:18,ルカ6:15)。エピソードの順序を時間順ではなくテーマごとにまとめて書いているマタイが、自分の出自を福音書9章に置いているのは、罪が赦された奇跡的な
マタイ26:6-13 生前葬というのを、今では時々話を聞きます。2000年前に、それをイエス・キリストに対して行った女性がいました。ベタニヤのマリヤです。「葬りの用意をした」、といって、生前葬だったのです。 他の弟子たちはカンカンになって怒ります。なぜだったのか。それより、マリヤはなぜ生前葬をしたのか。実際、それから1週間目にイエス・キリストは十字架にかけられ殺されたのでした。 さて、イエスがベタニヤで、重い皮膚病の人シモンの家におられたとき、ひとりの女が、高価な香油が
マタイ26:14-25 イスカリオテのユダの名前は、近年とてもポピュラーになった映画「ダ・ヴィンチコード」で有名になりました。ユダといえば裏切り者、というレッテルがついて回ります。そうじゃないかも、というところから出来上がった小説がその原作です。 ユダは本当はどんな運命の下に生まれていたのか。とっても気になるところです。 ユダの裏切り(マタイ26章14-16節); 過越しの食事の席で(26章17-25節); A.過越の食事の場所(17-19) B.弟子の裏切りの
梗概 I. 1-4章 天国への神の備え・キリストの降誕; ①イエス・キリストの系図(1:1-17); ②イエス・キリストの誕生(1:18-25); ③東の博士たちの来訪(2:1-12); ④ヨセフたちのエジプト逃亡(2:13-23); ⑤バプテスマのヨハネによる「神の子」預言(3章)《パ律》 ⑥悪魔による試み(4:1-11) ⑦天国の福音の宣教(4:12-25) 「天国は近づいた」(3:2); 「天国は近づいた」(4:17) II. 5章-7:27 天国の到
キリストはすでに来た、というのに、神の民であるイスラエルはどうなっているのでしょうか。天国、神の国は、イスラエル宗教の民に約束されていたはずなのに、後回しにされてしまう!というショッキングな教えが明らかにされます。注目すべきは、彼らから取り上げられて、彼らは捨てられる、というのではなく、順序が後回しになる、という点。彼らに対する天国の約束は、続いているのです。 内容 ①ガリラヤからヨルダン川向こうへ(19:1-2); ②パリサイ人による離婚に関する教えの試み(19:3-1
マタイ23:1-36 誰もが天国に入りたい (入る?) と思っています。ところが、それを妨げるものがある、というのです。イエス・キリストに「わざわい」「偽善」「盲目」という強烈な言葉で訴えられていたのは、当時のユダヤ教指導者層のパリサイ人、律法学者たちでした。宗教の指導者たちが、天国への道を妨げる!? イエス・キリストの時代、「先生」「父」「師 (指導者)」と呼ばれる人たちは非常に権威があって、尊敬を払い、その言う事には絶対従わなければならない、という社会でした。たとえば