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日本人、なんで英語できないの?

はじめに
本記事は、英語を現在進行形で学習中の学生が、ろくに引用元も掲示せず、ただ己の知識をひけらかす形で進めていくものになります。あらかじめご了承いただけますと幸いです。

韓国人は英語ができる?

本題に入る前に、次の動画を見てください

ご覧いただけたでしょうか。

動画の中で、Joelが英語を話してくれています。聞き取りやすい英語ですね。
ナレーションも英語です。これを聞いているだけで英語ができるようになりそうですね。

いいえ、注目してほしい点はそこではありません。
動画の中で、韓国警察が英語を扱う場面が散見されました。気づきました?
 "spoor"「痕跡、足跡、臭跡」
この単語とか頻繁に発話されてました。

彼らは作戦の会話などの英語を流暢に扱えています。
(流暢の度合いは?などのツッコミは一旦ご遠慮ください。。。)

・組織として英語の訓練がなされているのでしょうか?
可能性としてはあり得ます。

・国民の基礎英語力が違うのでしょうか?
あります。これは事実として確認できます。
EF English Proficiency Index 2022版:https://www.efjapan.co.jp/epi/ を確認すると、韓国の英語力は全体で36位で「標準的」と評価されています。
一方日本と言いますと、全体で80位「低い」と評価されています。

この様にお隣の韓国のほうが、日本よりも英語ができるということがわかります。
なぜでしょうか?
理由はいくらでも見つかるでしょうが、私なりに気になった部分をピックアップし、紹介したいと思います。

日本人が英語を苦手とする理由

1. 文字 "characters / letters"

当たり前ですね。文字が明らかに違います。

日本語は元来アルファベットは存在しないですし、逆も然り。
英語にも日本語のような平仮名やカタカナ、漢字は存在しません。

これら二つを繋げるローマ字というものがあります。
しかしこれも、後付けにすぎず、ルーツが同じというものではありません。
川に後から橋を架けた様なものにすぎません。

故に、日本人英語学習者は、英語を学ぶにあたってまずアルファベットの書き方から学ぶ必要があります。非常に億劫ですね。これこそ英語学習が進まない理由でしょうか。

しかしこれは韓国にも当てはまります。ハングル文字とアルファベットは明らかに違いますよね。これが核心の理由では無い様に見えます。

2. 距離 ”distances"

英語と日本語は、実は言語的には最も遠い存在であることがわかっています。

次の表は、言語間距離というものを示したものです。

エースネイティヴ発音リスニングスピーチ研修所より引用

この表を見ると、様々な言語の中で日本語が英語と最も遠い位置にあります。
文法においても、発音においても、日本語は全く英語と異なるために、
日本人英語学習者は非常に困難するわけです。

これは英語話者が日本語習得をする場合も同じことが言えるでしょう。
日本語をネイティヴ並みに話す英語話者を見る機会が非常に少ないことが物語っています。

また英語圏(英語が話されている地域)と日本は物理的距離が存在します。
ここでも、韓国に関して同じことが言える様に見えますが、実は大きな違いがあります。

韓国は大陸に属していますが、日本は島国です。

この陸続きであるか否か、というのが大きく関係している様に思え、
文化流入のしやすさであったり、人間の交流のしやすさなど、
海を挟んでいないだけで大きく変わる部分が存在するのでは無いでしょうか。

さらには、陸続きであることから英語話者が比較的多く、
結果、英語をマスターする必要性が高いことも要因の一つとして考え得るのでは無いでしょうか。

まとめ

これらの理由から、日本人は英語がよりできないことがわかるかと思います。
さらに掘り下げれば、文構造であったり発音であったり、異なる点は多く存在しますが、今回は長くなってしまったので終わります。

日本人英語学習者の皆さん
もしできなくても、これらを言い訳にしましょう。
心を折らずに、地道にコツコツやることが一番大事です。

おわり


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