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おはようポメラ



昔、どこかの歯医者さんで読んだ雑誌の中で、ある作家さんがこんなことを言っていました。

「朝一の文章は、混じり気がなくておいしそうなんだよ」



その頃の自分は、まだ文章を書いてお金を得ておらず、なんならネットで何も活動していなかったのでそれが意味するところがまったくわかっていませんでした。

今、この文章は朝一起きてすぐに書いています。


感覚的に、まだ脳内には何も入っていない状態。世間を騒がせているニュースだったり、大谷選手の速報、東京都知事選のアレコレ、北海道のクマ出現情報、大雨警報、推しのチームの試合結果などなど……なにも見聞きしていない状態です。


すると、どうでしょうか。


余計な思考が生まれないんです。生もうと思っても、ネタになるものがないので、シンプルに自分が書きたいことだけ、文字として画面にたたきつけることができる。イメージとしては、側方に高層ビルやスタバ、ファッションテナントがある都会の道路ってよりは、畑や田んぼがある田舎の農道をクルマで走っている感じ。


清々しい、とでもいうんでしょうか。
とにかく書いていて気分がいいですし、リフレッシュされていく感じです。


だから何だって話なんですが、これまで僕が販売してきたnoteって、どういうタイミングで書いていたかな?と思い返してみたんです。


たくさんリリースしてきたので、あまり細かくは覚えていないんですが、その多くは朝もしくは昼のカフェで書いていたみたいなんですよね。


お昼のカフェは、それこそ自分にプレッシャーじゃないですが、ある種「元を取る」ためにやっていた感もあります。コーヒー代くらいは回収してやるぜ!的な。


でも朝は余計な誘惑もありませんし、自分でスマホとタブレットをどこかに追いやっておけば(こんなのつかっていた時期もありましたねえ)ネットからはいったん距離を置けます。


そうやって、誘惑から逃れて、文章の純度を高めていた模様。


模様、と書いたのは、当時はそこまで意識していなかったんです。カフェプレッシャーは意図的でしたが、朝に書いていたのは単純に時間がそこしかなかったから、だったと記憶しています。誘惑から逃げるのは時間を確保するため。


体質的に、あまり夜まで起きていられない(朝方なんで)のと、夜はヘトヘトになっているので画面に文字を打ちたくない。それは仕事だけでお腹いっぱいです。


そして今、新しいアイテムを手に入れたので、文字通りどこまで書けてしまうのですが、あえて朝にこいつを使ってnoteを書いています。



画面はiPad miniより小さいし、キーボードサイズも一回り小さい。

でも不思議とタイピングしやすい。

今週発売されるロジクールのKeys to go2を触ってみたらまた感想が変わるかもしれないですが、画面一体型で、かつ打ちやすいキーボードをもっていて、ネットにつながらない(検索とかできない)のはポメラならではかなと思います。




いろんなデバイスを使ってきましたが、神経質な僕が唯一「これは絶対に手放したくない!!」と感じさせられたのがポメラです。


欲を言えば何個か要求はあるんですよ(フォントの種類とか、キーボードバックライトとか、PD対応とか、ライブ変換とか)。でも、書くことに特化しているので、あまり多機能になっても使いこなせない自信があるし、これくらいシンプルで良いのかなとは思います。


ちょっと脱線しましたが、朝からネットにつながらないマシンで文章を書くのは至高の時間です。コーヒー一杯飲みながら書くのも乙なものです。


ポメラ自体が高価なので万人にはオススメできませんが、気持ちよく文章を書きたい人にとっては推せます。

*最新モデル(DM250)でもAmazonでは元の値段6万円から4万切る位の価格で買えるようになっています。



ということで、本日も好きなデバイスと一緒お仕事頑張っていきましょう!


※Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です

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