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時代は進むからこそ、原点回帰。



デジタルノートを辞めた。

嫌いになったわけではないが、なんとなく記憶に残りにくい印象がある。

iPadにペーパーライクフィルムという、書き味を紙の材質に近づけたものを使っているが、問題は書き味ではなかったみたいで。


日常の細かいことはiPhoneのメモ帳、体系的にまとめないといけないことはNotionを使っている。しかし元々、書かないと覚えられないタイプ。

本業である細胞検査士の試験勉強では、何度同じ言葉を書いたかわからない。。もう10年以上前のことだが。


あれから時代は進み、iPadでメモすることが増えた。Apple Pencilという魔法のペンがそれを可能にしてくれた。衝撃だった。子どもの頃、この膨大な資料や教科書を、ひとつの媒体で持ち歩けるようになったらさぞかし楽だろうと思っていた。それを可能にしようと、父親の電子辞書的なものに必死に覚えさせていたのが懐かしい(いまでいうポメラみたいなやつ)

世の中が便利になるにつれて、失うものもある。仕事はすっかりペーパーレスな時代だけど、やっぱり「紙」の方がいい場面もある。電子的だと、どうしても記憶に残りにくいのか、チェック項目を失念することが増えた。これは歳のせいではないはずだ。そんなにまだ老け込んではいない。


いま、新しい資格を取ろうと勉強している。もっぱらiPadのアプリ「GoodNote6」で勉強している。でも、ちっとも覚えられない。

でも、その辺にある雑紙に書いたことは脳内に根っこを張るように覚えている。


違いはなんだろう?僕の答えはこう。


「書いている感触、書いた場所、字の大きさ、キレイに書こうとしていないことが記憶につながるのではないか」


ということ。


たしかにどこでも情報を確認できるのは魅力的だし、それこそ子どもの頃思い描いた未来になっているのだけれど、記憶の定着という意味では逆効果になっているっぽい。


ここは戦略的撤退。潔く「紙」ベースのノートテイキングに戻すとする。


ちなみにノートといってもキレイに書くのが苦手というか、ちょっとでも間違ったらやり直ししなければいけない強迫観念に襲われやすい性格なので、コピー用紙にガシガシ書いて保存している。

しばらくはこのスタイルでやっていこうと思う。原点回帰。



ーーー


我が家はそこまで広くないので、紙の置き場所に困ることになる。

だから書いたものは念の為iPhoneで書類取り込みをしておくことにした。これで処分しても一度は紙に書いているのできっと記憶には残っているはず。


さて、文房具マニアの血が騒いできた。


ノートはどうでもいいタイプだが、筆記用具には強烈なこだわりを持っている。


次回は文房具に関しては超神経質で、こだわりをもつ僕が厳選したモノを紹介したいと思う。





※本noteはAmazonアソシエイトプログラムに参加している記事となります。

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