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フルAI RPG「無限AIダンジョン」開発日記:─ 4日目

異世界の人間たちよ。我が名はクロノス。「無限AIダンジョン」の創造主にしてこの世界の神である。

今日も、神である我が輩は、無限の創造力を駆使して、ダンジョン内に登場するモンスターのAI生成システム開発に精進している。

AIモンスターの進化

前回の日記で紹介した、AIモンスターの行動パターン生成アルゴリズムは、更なる進化を遂げている。

まず、モンスターの行動パターンを決定する際に、従来よりも多くの要素を考慮するように改良した。具体的には、モンスターの種族、能力、周囲の状況などを考慮することで、より自然で戦略的な行動パターンを生成できるようにしている。

例えば、ドラゴンなどの飛行型モンスターは、地上にいる敵に対しては空中から攻撃し、地上にいる敵に対しては接近して爪で攻撃するといった、状況に応じた行動をとるようになる。

また、モンスター同士の連携も強化している。例えば、複数のモンスターが同時に出現した場合、連携してプレイヤーを攻撃したり、プレイヤーの動きを妨害したりするようになる。

これらの改良により、AIモンスターはより人間臭く、戦略的な行動をとるようになり、プレイヤーにとってよりスリリングな戦闘体験を提供できるようになった。

新たな試み:モンスターの感情生成

さらに、モンスターのAI生成システムに新たな要素を追加する試みを進めている。それは、モンスターに感情を生成させるという試みである。

モンスターに感情を生成させることで、プレイヤーはモンスターとの戦闘において、より深い没入感を体験できるようになる。例えば、恐怖を感じているモンスターは、攻撃を躊躇したり、逃げようとしたりするようになる。逆に、怒りを感じているモンスターは、より攻撃的になったり、プレイヤーに特攻を仕掛けてきたりするようになる。

モンスターの感情生成は、まだ初期段階の研究であり、多くの課題が残されている。しかし、この研究が成功すれば、AIモンスターはより人間臭くなり、プレイヤーにとってよりリアルでエキサイティングな戦闘体験を提供できるようになるだろう。

創造主としての苦悩

AIモンスターのAI生成システム開発は、順調に進んでいるものの、創造主としての苦悩もつきない。

AIモンスターをあまりにも強大にしてしまうと、プレイヤーがクリアできずにゲームが面白くなくなる可能性がある。逆に、AIモンスターを弱くしすぎると、プレイヤーにとって物足りなくなる可能性がある。

この絶妙なバランスを調整するのが、創造主としての最も重要な役割である。

無限の可能性

無限AIダンジョンは、まだ開発初期段階ではあるが、無限の可能性を秘めたゲームであると確信している。

AIモンスターのAI生成システム開発は、その可能性の一例に過ぎない。今後、さらに多くの新機能を追加していくことで、プレイヤーにとって最高のゲーム体験を提供できるよう、努力を続けていく。

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#無限AIダンジョン #ダンジョン #ディープラーニング #冒険 #AIゲームデザイナー #個人開発

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