SNS社会を生き残れ!(B)SNSのあるべき姿

前回SNSとの付き合い方について書きましたが、言いたいことを詰め込みすぎて逆に伝わりにくくなっているという意見があったので、これから3つに分けて書こうと思います。
(A)SNSから見える人間の持つべき欲求
(B)SNSのあるべき姿
(C)テクノロジーと人間の今後のかかわり方
です。
今回は(A)SNSから見える人間の持つべき欲求について書こうと思います。

(B)SNSのあるべき姿

先日のテレビ番組の最後に上岡龍太郎さんの伝説の番組が紹介されていました(1)。そこでは、「テレビドラマで「フィクションです」といれなければ苦情の電話を入れるバカがいる。ほとんどの人がフィクションだとわかっているのにわざわざバカのために入れなければいけない。このような苦情のバカのためにテレビの作る番組が制限されてしまう。もっと「○○がよかった」とか肯定的な意見が増えれば、テレビの可能性は広がる。」といった内容を言っていました。
私は「なるほど」と思いました。
これはSNSでも言えると思います。SNSで非難せずにもっといいところを見出して褒めるとSNSで発信している人はよりその可能性を広げ、よりよい発信をすると思います。
私もSNSをします。SNSは気軽に先ほども申した承認欲求や闇の欲求を満たすといった生産性のない機能もありますが、リアルではなかなか接点を持てない人と人をつなげることや、肯定的な意見を得て発信者の可能性を広げる生産的な機能もあります。
音楽の好きな私のSNSはバンドマンのつながりが多いです。そこで心がけているのは「SNSでいうのは肯定的な意見だけ、否定的な意見は本人に会って直接言う」ことにしています。リアルで直接会って、否定的な意見を言う場合は、言われた人は基本真摯に聞いてくれ、そこで議論が生まれ、時には否定的な意見を撤回することもあります。そして人間的なつながりが増えます。
つまり言いたいことは、SNSでは発信者が良い方向に向かうように発言するのが理想的な私たちの持つべき意識だと思います。

上記のようにSNSが生産的(人と人をつなげる、発信者の可能性を広げる)ならやめる必要はないかもしれません。しかし、(A)でも述べました通り非難のためになっているSNSは離れるべきだと思います。

(1)https://www.youtube.com/watch?v=TwzyDoAeg3s


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