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友人のおすすめコースを楽しむ日帰り京都女子会

大阪の友人と会うために日帰りで京都に行ってまいりました。首都圏からわざわざ京に足を運ぶからには宿泊付きの小旅行でもしなければもったいない、というわたしの中の常識を手放し、新幹線での日帰り旅です。子離れできない私にはほどよい長さで、想像以上に堪能できました。

今回は友人がよく訪れるという鴨川周辺を中心に散策します。

朝9時半に京都に降り立ち、まずは四条に立ち寄り鍵善良房四条本店へ。

窓際の広い席に案内されました🤍

いつも混んでいるから入れないかも、と聞いていたのですが、幸運にも人はまばら。広めのお席にご案内いただいてしまいました。お茶請けの砂糖菓子「おちょま」が上品な甘みでとても美味しい。包みがまるで紫陽花の花びら一つ一つのようで、和心にぽっぽと火が灯ってまいります。

立派な器!

そしてくずきり、美味しい…

居心地がよくてずっとお邪魔したい気持ちもありましたが、次は二条城へ。ずっと行きたかった、音に聞く二条城。徳川の栄枯盛衰を見つめ、いまや世界遺産を有する二条城。

重要文化財 唐門

二の丸御殿に足を踏み入れますと、かつての武士たちがこの廊下、この木の板を歩いたものかと想像し有り難い気持ちになります。江戸の時代を生きていたら、この建物を拝むことはついぞなかったかもしれません。上流階級気分で渡るうぐいす張りの廊下。なんと言い表したらよいのでしょうこの廊下、ケキョケキョと、観光客が歩くたびに雅に鳴いています。幾人もの来訪者が奏でるうぐいすの音色。本来的には侵入者などを察知するためだったのでしょうか、しかしながらとても雅です。そして、ところどころに残る葵御紋。建物が栄枯盛衰の歴史を物語っています。

石垣

城内の石垣を見ながら、こんなに大きな石を運ぶのはさぞ大変だったろう、城造りに何日費やしたのだろうなどと友人と語りながら歩きますと、現代の私たちの悩みが贅沢に思えてきます。隙間を細かい石で埋めるという丁寧な仕事はこの時代の石垣の特徴でしょうか?心を動かされながら、ひと通り散策しました。

そして念願の御城印をゲット🥰

数量限定デザインだそうです

二条城を後にし、歩いて京都御所へ。二条城がかつてお守り申し上げた京都御所は、荘厳な書院造とは対照的で、空間をたっぷりと使い、雅趣に富んだ寝殿造の構え。本当に広くて大きくて懐が深い!

途中、蹴鞠をしていた場所というのがありまして、意外と知らない蹴鞠のルールも立て札に書いてありました。数人で円になり、鞠を蹴り上げ、落とさずに何回続けられるかというのがルールだそうです。当時の悠々閑々な時の流れを思わせるのどかな遊びなのですね。

さて、二条城から御所まで江戸人さながら歩いてきたものですからここらへんで疲れ果て、次は予約していたリッツカールトンへ❤️

つづく…?


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