一音一音が命のように輝く演技を作品という。新体操クラブにいって、学んだこと。
一音一音がまるで命をもってるみたいに響いて–…
「ただ楽譜通りに弾けたところで、それはまだ曲でも何でもない」
「そこから曲想を練って、弾き込んで自分のものにして初めて人に届く曲になる」
そっか、これが“曲”か。
「この音とまれ!」アミュー
こんにちは、地元の新体操クラブにお土産で「白い恋人」を持っていったところ、あきらに恋人がいないから「白い恋人」買ってきたそうだといじられたあきらです。盛大にすべってました。やめとくれ。こちらはキャラつくってるけれど、すべるのはやめとくれ。
さて、知ってる方も知らない方もいらっしゃると思いますが、あきらは新体操部出身です。6人で互いの呼吸や作品の音楽を聴いて、シンクロさせる団体演技を経験しています。
今日は小学校から高校生まで67人が在籍している新体操クラブに行ってきました。
小学生はトランポリンやマット運動など、身体づくりを基本とし、中学生は個人演技の練習、高校生は団体演技の練習をしていましたよ。
練習をしている体育館に、常時67人いるわけではないけれど、あちこちで、違うことをやっているもんだから、目がキョロキョロ、あちらにもキョロキョロ、まったく、落ち着くことができないにぎやかさ。
練習している彼らを見て、何をやっているか、何をどのように注意されているか、注意された人はどのように変わったか?などなど、監督者は見て、把握しています。
半端ねえ、まじ、半端ねえ、量…。
盛大に弱音はいたよ、hahahaha〜
さて、指導については置いといて、新体操の中身について、お話しましょ。
新体操の個人について進めていきますが、女子の新体操をご覧になっている方もいらっしゃるのでは?手に何かもって、綺麗に回したりしてるあんな感じの…ってイメージで大丈夫です。男子の場合は、タンブリングというバック転や宙返りなどアクロバティックな要素が流れに入ります。
新体操個人演技について、長さは1分30秒。曲のイントロが流れて、1分40秒ぐらいまでが基本です。
演技は時間に制限があり、決められた難度の技を流れに入れる必要がある。かつ芸術的であるかどうか、オリジナリティがあるかどうか、求められる。
えっ、新体操って、表現スポーツってこと?
はい、フィギュアスケートのように舞台表現に限りなく近いスポーツです。身体表現いわゆる身体言語を扱うスポーツです。
そう、何が言いたいかというと、新体操の演技で行われる一つ一つの身体の動きは、ピアノのように一音一音が命のように輝いて、そこからイメージを練って、やり込んで自分のものにして、やっと初めて人に届く作品になる、と信じているんですよね。
だから、個人で演技できる作品を持っている彼らに、リズムだったり、身体の伸びや広げられる両手両足について、考えてもらいたいなと思い、ちょっかいをかけてみました。
うん、演技をただやるだけではなく、作品として、やりこみ、自分なりの解釈を持って、人前で演技できるように成長したら、素敵だなと感じている次第です。
彼らから、とても刺激を受けました。
11月23日にやる僕らのイベントももっともっと考えなければならないことがたくさんです。
ぜひ、ご来場ください。
【北海道 画家とクラウンによるライブアート×パントマイムイベント】
「傘がそこにあったのだ」
〜芸術の秋、札幌で産まれた新しい表現を観に行こう展〜
あなたの日常に色を灯します。
■日時
11月23日(土)13時半開場
14時から16時まで3回に分けて公演を実施します。
16時から17時までプチ打ち上げ!!
■会場
&vogue clie 2階
〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東2丁目
https://goo.gl/maps/jN9WtE5vF8FmfZ5M6
北海道テレビ塔から徒歩6分
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください
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