北陸観光3
こんにちは。
少し日が空いてしまいましたが、北陸旅行最後の記事となります。
最後の記事では、金沢〜大阪までの記事をまとめます。
金沢〜大阪までは特急を使わずに移動しました。
3/16日〜の北陸新幹線延伸で敦賀〜金沢間がJR西日本管轄ではなくなるので、その前に普通にも乗ってみたいと思っていました。
北陸本線の521系普通列車も転換クロスシートを採用しており、非常に快適な移動でした。
まずは、金沢から福井ゆきの普通列車に乗って芦原温泉を目指します。
東尋坊・芦原温泉
金沢を出て1時間15分。最初の目的地芦原温泉駅に到着しました。
芦原温泉駅は、新幹線の新駅で東京から新幹線1本で来れてしまうということで延伸を非常に歓迎している模様でした。
駅構内の観光センター内の電光掲示板には北陸新幹線の案内もありました。
新幹線新駅で改装されて本当に綺麗な駅舎です。
さて、芦原温泉駅からはバスに乗って東尋坊に向かいます。
東尋坊
福井を代表する観光地東尋坊。
日本海の荒波が作り出した大規模な柱状節理は非常に珍しく「世界三大奇勝」に数えられているそうです。
私自身、もちろんその名前は知っていたので、一度は行ってみたいと思っていましたが、北陸に行く機会に実際に行くことができました。
東尋坊へのアクセスですが、JR芦原温泉駅から路線バスが運行されているので、公共交通機関で行く場合はバスでのアクセスとなるでしょう。日中であれば1時間に2本は出ています。運賃も芦原温泉から東尋坊までで790円(2024年3月現在)ですから、安くアクセスすることができます。
また芦原温泉駅前でレンタカーを借りてアクセスするという手段もあります。東尋坊までの道路も狭い箇所もなく運転もしやすいです。時間にも柔軟性もありますから、非常に有効なアクセス手段だと思います。
実際に行ってみると本当に圧巻の景色でした!日本海の荒波が岩肌に打ち付ける光景はずっと見ていたいと感じさせるほどです。実際に夕日の時間はもっと綺麗なんだろうとも思います。
駐車場から東尋坊まではお海鮮食堂が軒を連ねていますから、お食事も可能となっています。今回は、前日に金沢の近江市場でいただいたのでスルーしましたが、近くに三崎漁港もありますから、非常に新鮮で美味しいと思います。
セントピアあわら
さて、東尋坊を後にして向かったのは芦原温泉。
芦原温泉駅から東尋坊に向かうバスは途中に芦原温泉を経由します。
途中のセントピア芦原でバスを下車して温泉に入ります。
セントピアあわらは芦原温泉内の日帰り入浴施設です。
最初は普通の銭湯では?という感じでしたが温泉から上がったら体が一気にポカポカなり、本当にいい気分になりました。
北陸には今回行った芦原温泉以外にもこのあたりには石川県の加賀温泉、粟津温泉、片山津温泉と温泉地が集まっていますから湯めぐりも楽しめると思います。
福井へ
芦原温泉でゆっくりした後は福井に向かいます。
芦原温泉から福井に鉄道を利用して向かう手段としては北陸本線とえちぜん鉄道があります。
速さだけだったら圧倒的に北陸本線を利用して向かうのがベターでしょう。
ただ、今回はセントピアから芦原温泉駅に接続するバスが30分以上の町だったので、近くのあわら湯のまち駅から福井駅までえちぜん鉄道で向かうこととしました。
あわら湯のまちから福井駅までの所要時間は40分ちょっと。運賃は680円と割高な印象もありますが、乗ってみるとなぜ割高なのかが少しわかりました。運転士以外に綺麗な女性のアテンダントの方が乗車されており、案内や切符の確認など車掌のようなことをしていました。
三国方面への列車にもアテンダントの方はおられたので、おそらく全ての電車にいると思われます。
令和の今では非常に珍しい光景ですが、そういう光景も見ることができて非常に楽しめたあわら温泉〜福井間の移動でした。
福井
福井に到着。
この日は02/16ということで北陸新幹線の延伸初日の切符販売にということで各駅非常に賑わいを見せていましたが、福井駅も非常に賑わいを見せていました。
福井でやりたかったことは
①ソースカツ丼をいただく
②北の庄城跡を見る
③福井駅前広場の恐竜を見るの3つでした。
この3つを次の敦賀行きの普通列車が来る40分後までに終わらせるという非常にタイトなスケジュールでした。
結論は②③はできましたが、①のソースカツ丼はそもそも15時前はお店自体がランチ営業を終了していました。
残念なので、次来たときこそは食べたいです。
まず、福井駅前の恐竜広場。
日本で発見された恐竜化石のうち約8割が福井で発見されたものということで、恐竜を観光の目玉としています。
勝山には恐竜博物館がありますし、今回行った福井駅前にも恐竜モニュメントも飾られています。
福井駅前の恐竜は像だけでなく、完全に動く石像となっており、非常に迫力があります。
そして、福井駅から7分ほど歩くと北の庄城跡があります。
ここは織田信長の重臣である柴田勝家が自害した場所です。
この地に柴田勝家は築城しましたが、1583年の賤ヶ岳の戦いで豊臣秀吉に敗北、この地でその命を断ちました。
この戦いの勝敗にはこの時の加賀藩主であった前田利家が大きく関わったと言われており、この戦いの結果次第では日本の歴史が大きく変わったと言える場所でしょう。
そんな場所も今や美モテ祈願の場所となっており、時代は本当に刻々と変わっているんだなと感じました。
そんなことを思いつつ福井駅を後にします。
ソースカツ丼を食べることができなかったのが心残りではあるので、また行きたいです。
福井〜大阪
福井から大阪にかけてはひたすら普通列車を乗り継いで行きます。
サンダーバードに乗って一気に大阪に行きたいという誘惑が襲ってきましたが、ここは初志貫徹で普通列車を乗り継ぎました。
福井〜敦賀までは各駅停車、敦賀〜大阪までは湖西線経由の新快速に乗車します。
新快速と聞くと関西圏の利用に限ると停車駅が少なく非常に速いという印象を持たれるかもしれません。私自身もそう思っていましたが、敦賀〜乗車すると近江舞子までは各駅停車なのでやはり意外に時間がかかります(そうは言っても早くて快適なことには変わりません)。
福井駅で15:11分発の敦賀行きの普通列車に乗って、16:02敦賀着。敦賀16:23分発の姫路行きの新快速に乗って18:28に大阪駅に到着しました。
敦賀〜姫路まで乗り換えなしで行くことができるというのは新快速の凄さを改め転じます。
余談ですが、新快速で北陸方面に行く時は湖西線経由(電車の表示がB)をお勧めします。
琵琶湖線経由(電車の表示がA)より単純に速いことと琵琶湖からの絶景を見ることができるからです。
注意点は湖西線は、強風で止まることが多いことと大津、草津、彦根、米原などの滋賀県の主要な都市や岐阜、名古屋方面には琵琶湖線経由に乗車しないと途中駅の山科で結局乗り換えになってしまうことです。
新快速は、途中の大津京駅から徐々に増え始めて京都駅を出る頃には帰宅ラッシュの時間とも重なったということで大混雑となっていました。
北陸新幹線が延伸されると特急サンダーバードも敦賀止まりとなり、新快速で乗り換えなし1本で行ける距離だから正直微妙なのではとも思っていましたが、ラッシュなどの混雑を避けて早く関西圏〜北陸まで移動したいのであればやはり非常に重要な特急であり続けることには変わらないとも思いました。
今回、金沢〜大阪まで観光しつつ普通列車で向かい9時間かかりましたが、1日を通して非常に楽しい経験でした。
到着した大阪駅は金曜日の夜ということで帰宅する人、🍺飲んで楽しんでいる人、これから夜行バスに乗って旅行を楽しむ人など様々な人の光景を見ることができました。
そして、この大阪で北陸旅行も完結となります。
最後に
大阪経由の2泊三日の北陸旅行でしたが、行きたいと思いつつ高松から離れていることもあり躊躇していました。
3月からサンダーバードが敦賀止まりになることから、その前に金沢行きの特急に乗車したいという思いから今回の旅行を決行しました。
3/16に北陸新幹線が敦賀まで延長されますが、その一方でなくなってしまう路線もあります。
今回利用した北陸本線の金沢〜敦賀間が第3セクターとなりますし、富山〜金沢間を結んでいた高速バスも廃止されます。
時代はどんどん変化していきます。今後は廃止路線なども増えていきますから、いきたいと思うところは時間とお金を考えつつ行くのがいいと考えています。
今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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