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北陸旅行1

こんにちは。

久しぶりですの投稿となります。

今回は、香川〜金沢、北陸方面に旅行に行きました。

今回は、複数の記事に分けて北陸旅行についてまとめたいと思います。

まずは、金沢までの移動についてです。


旅行までの経緯

今年が始まった新年の1月1日に能登地方を未曾有の大地震が襲いました。

この度の震災、心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い再建をお祈り致します。

その翌日の羽田空港の大事故も重なり、新年早々、非常に心苦しかったです。

そんな中で、北陸新幹線が2024年3月16日に敦賀まで延伸されます。
震災以降、復興の一つの大きな一歩になるでしょう。

その一方で北陸新幹線延伸を控える中でそれまでの近畿〜北陸までの人員輸送の中心を担っていたサンダーバードが敦賀止まりとなります。
それまでにサンダーバードで金沢までに行きたいという思いがありました。

2月に夜勤明けを含めると3連休となる日を狙い、旅行実行となりました。

高松〜大阪

途中の室津PAから撮影

夜勤明けの昼過ぎ、高松中央インター付近のバス停からフットバスに乗車しました。
高松〜大阪、三宮間は時間に余裕があれば、高速バスでの移動がオススメです。

新幹線利用となると大阪〜高松までの所要時間は最短で2時間20分、料金は自由席利用で7,360円かかります(2024年2月現在)。
早く到着はできますが、乗り換えが岡山駅と新大阪駅で必ず発生します。

一方、高速バスだと高松〜大阪間の所要時間は約3時間。

新幹線と比較すると時間はかかりますし、渋滞などによる遅延のリスクもあります。
実際に今回利用した便も阪神高速の事故渋滞の影響で阪神高速3号神戸線ではなく7号北神戸線に迂回し、新神戸トンネルを通って生田川ICから3号神戸線に合流するというルートで大阪まで到着しました。
それでも10分程度の遅れですから、そんな時間がかかったという印象はないです。むしろいつも見ない景色を見ることができてラッキーという感じでした。

大阪駅桜通口に到着

ただ、乗り換えなしで大阪まで運んでくれるのは強みです。
さらに今回利用したフットバスは、時間帯によっては3列シートということで隣の人との間隔が空いているというのは1人で利用するのであれば気が楽ですし、靴を脱いで利用できるフットレストのありますから、乗り心地が抜群です。

料金も当日予約でも4,500円(2024年2月現在)、往復割引、前割などを利用すれば、さらに安く乗車することができます。

個人的に40分の時間差で3,000円の料金の違いであれば、途中の乗り換えがない高速バスの方が好みです(高速インターの手前の停留所から乗車できるという点も非常に大きいです)。

大阪駅内にはまもなく開業を控えた北陸新幹線延伸がPRされていました
大阪駅の夜景。綺麗に映えます

大阪駅では、延伸を控えた北陸新幹線のPRが所々になされていました。
夜の大阪駅も本当に映えます。

この日は、本町のホテルに一泊して、翌日の移動に備えました。

サンダーバード(大阪〜金沢)

08:42発のサンダーバード9号で金沢に向かいます。

e5489で予約した切符を発券、いよいよ明日かと思うとワクワクします。

このサンダーバード9号の途中停車駅は、新大阪、京都、福井の3駅のみ。
最速で大阪〜金沢間を結び、途中停車駅が最も少ないタイプとなっています。

この後、北陸新幹線が関西まで延伸された時の新幹線最優等級の新幹線の停車駅が上記3駅になりそうな気がしますが、それくらいの停車駅の少なさです。

1週間前にJR西日本の予約サイトe5489で予約を行い、早割7で指定席を予約しました。
この時点で琵琶湖を望めるD席はほぼ埋まっていたので、非常に人気のあることが伺えます。

実際に乗車

08:30前に大阪駅の11番ホームにサンダーバード9号が入線しました。
本当にかっこいいですね。

大阪〜金沢間を最速で結ぶということで大阪駅の時点でたくさんのお客さんがいました。

車内は2×2の座席配置でテーブルは背面テーブルと座席の横に備え付けられたテーブルがあります。
背面テーブルは非常に大きく、パソコンと500mlのペットボトル飲料であれば問題なく置くことができます。

大阪を出るとすぐに車内チャイム北陸ロマンが流れました。
私自身初めて生で聞きましたが、本当にいい音楽です!

一部車両には、コンセント、wifiが完備されているとのことですが、今回乗車した車両には残念ながら備え付けられてませんでした。

充電は満タンにして、モバイルバッテリーも持っておいた方が無難だと思いました。

サンダーバードの車窓から

08:42定刻通り大阪駅を出発したサンダーバード9号。

すぐに淀川を渡り新大阪駅に到着しました。
新大阪駅は、新幹線との乗り継ぎの駅なので、たくさんのお客さんが乗車。

基本的にこの速度で快調に飛ばします

130キロ近いスピードで快調に飛ばすサンダーバード。

サントリーのビール工場、京都の車両基地を通るとまもなく京都に到着します。

京都駅からもたくさんのお客さんが乗車し、窓側指定席はほぼ満席の状態で北陸に向けて出発します。
京都駅を出発するとサンダーバード9号の次の停車駅は福井ということで途中駅の敦賀、武生、鯖江などの主要駅には停車しない旨の連絡を何度も行っていました。

山科駅を通過し、湖西線へ

山科駅からは、湖西線に入ります。琵琶湖の景色がいいを評判の湖西線方面は初めてなので非常に楽しみにしていました。

湖西線に入っても相変わらず快調に飛ばし続けるサンダーバード号、常に120キロ〜130キロ/h出しているの、北陸のエースしてこれまで君臨していたことがうなづけます。そしてスピードを出しているにも関わらず揺れが少なく乗り心地が本当にいいです。

一部特急も停車する堅田駅を通過すると車窓の右側には琵琶湖を見ることができました
やや霧がかかっていますが、本当にいい眺めです。滋賀県内では琵琶湖を見ることができたので、さすが流域面積No.1の日本を代表する湖だと思いました。

途中、高島付近で居眠りして、起きたら湖西線と湖東線の分岐駅である近江塩津の前にいました。ここまで来ると関西と北陸の分岐まで来たという感じです。

近江塩津駅前。

そして長いトンネル北陸トンネルにさしかかり、完全に北陸に入ります。
国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国であったということはありませんでした。ただ、普通にトンネルを境に景色が一変ということは普通にあり得そうです。

敦賀駅、立派な新幹線ホームが聳えます

そして10時頃、延伸された北陸新幹線の終点敦賀駅を通過しました。おそらく、北陸新幹線が関西方面まで延伸されるまで敦賀を通過する電車というのは、そうそうないですから非常にレアな光景を見ることができました。

北陸トンネル通過後、雪はほとんどなかったです

敦賀を超えると基本的にトンネルが多くなります。その中でもJR在来線最長のトンネルである北陸トンネルを超えると南今庄付近では雪を見ることができましたが、それにしてもこの時期だと一面雪景色となっていてもおかしくないのですが、ちょうど気温が高い日だったので、雪はあまりありませんでしたね。

ところどころで延伸された北陸新幹線とクロスします。新幹線開業直前の高架を見ることができるのも貴重です。

日本のメガネの96%のシェアを誇る鯖江。北陸本線から見える代表的な看板の一つです。

列車は、最後の停車駅福井に定刻通り10:31に到着。大阪を出発してから2時間かからずに福井まで到着するというのは凄い速さだと改めて感じます。

到着後の別ホームにはこの日から運行再開する特急能登かがり火号が停車していました。
金沢駅の鼓門、改めてみても本当に迫力があって綺麗です。

そして、金沢駅到着は、11:14、大阪駅を出発してから2時間半で到着するというのは、本当に早いです。

そして、8年ぶりのほどの金沢観光が始まります。

最後に

この記事では、目的地である金沢までの移動に焦点を当ててきました。

個人的に目的地までの移動も旅行の楽しみ方の大きなウェイトを占めると考えているので、その楽しみ方が記事を通して伝われば嬉しいです。

因みに大阪以西から北陸方面に向かうのは、新幹線で新大阪or京都まで向かい、サンダーバードに乗り換えるのが一般的です。こちらの方法だと乗り継ぎ割引が適用されるので、サンダーバードの特急料金が半額になるので、一般的なアクセス方法としてはこちらの方が有力でしょう。

新幹線延伸前のサンダーバードに乗車するというのがこの旅行の大きな目標でしたから、無事達成できてよかったです。

金沢行きのサンダーバードに乗車できるのは3月15日までですから、興味がある方は是非乗車してみていただければと思います。

次の記事では、金沢での模様を記事にしますので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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