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衝動で人生を壊さないために

こんにちは。

今日は、4月で新年度になり新社会人になる人もいる中で人生を狂わせないために大切だと考えることを記事にします。

私は、20代の頃は仕事のストレスが非常に大きく、頭の中に貯金という概念がないまま飲む打つ、旅行でストレス発散、貯蓄ゼロの人生を歩んでいました。

仕事のストレスは非常に大きかったです。人間関係、仕事量、残業、不安定なシフト勤務、会社の会長が精神論者で毎年のように宗教じみた研修を受けさせられるという今思うだけでもかなりのストレスのかかる状況だったと思います。

休みの日に家にいるだけでも無意識に仕事の嫌な出来事が頭の中に思い浮かんでしまうので、嫌な出来事を無理やり忘れるために酒を飲むか思い切って深夜ドライブに出かけるかという行動を衝動的にとっていました。ドライブは非常に楽しかったですが、今思うとこの時期にもう少し貯金していればなあと思うところです。買うという行為をしていなかったのが、今思うと幸いですね。おそらく、社会人の初めに買うという行為にのめり込んでしまったら間違いなく借金を抱え込む人生になっていたでしょう。

そんな堕落した人生を20代に歩んだ自分から今の20代の人にそうなってほしくないので、この記事を書きます。

1、衝動を抑えることが貯金の第一歩

私自身、20代の頃はパチンコと競馬をやっていました。休みで時間があるとストレス解消という言い訳をして馬券を買ったり、パチンコに行ってお金と時間を垂れ流していました。

なんの記録もないので、これは自分自身の印象ですが、毎月競馬とパチンコで4万円くらいは使っていたと思います。正直、今よりこの時期の方が収入は高買ったですが、今の方が明かに貯金ができています。

以前の買い方はかなり派手でした。重賞レースは全て買っていましたし、そもそも1ヶ月馬券にいくらお金を使っていたのか全く把握していませんでした。

パチンコはもっと酷かったと思います。休みにすることもなく、嫌な仕事を考えないようにするためにわざわざ車でガソリンを垂れ流してパチンコ屋に足を運んで負け続けるという日々を送っていました。1円パチンコをかなり打っていたと思いますが、1円といえども1分間に100発出ると言われているので、何も当たりが出ずに釘が固いような状況で80%お金が減ったと仮定すると100*60(m)/0.8=4,800円お金を使うことになります。4円パチンコだとこの4倍ですから19,200円1時間に減る計算になります。当然当たればお金が戻ってきますが、基本的にパチンコ、パチスロ、公営ギャンブルは胴元が儲けるようにできています。

なので、ギャンブルでお金を増やそうというのは、勝ち目のない試合に永遠に挑戦するようなものです。ギャンブルでお金を賭ける→負ける→負けを取り戻そうとさらに大きい金額を賭ける→負けてマイナスが増える→さらに負けたお金を取り戻そうとして、、、etcというサンクスコストバイアスに完全にはまっているような状況ということが言えるでしょう。

例えば、10,000円ギャンブルにお金を使って5,000円返ってきたとします。冷静に考えれば、5,000円のマイナスでお金を失っていることがわかるでしょう。しかし、依存症になるといくら使ったかより、いくら返ったことに価値を見出します。従って、5,000円当たったというような表現をします。現実では5,000円負けているのに、、。

ギャンブルにのめり込んでしまうと本当に怖いです。

衝動はギャンブルだけではありません。飲むという行為も衝動の一つです。飲むというとキャバクラや飲み屋で飲んだり、家でお酒を飲むことを思い浮かべるかもしれません。

ただ、それだけではありません。スタバなどのカフェに仕事のストレスを発散にふらっと寄るのも飲むとい行為の一つだと思います。しかもスタバってよくよく考えるとかなり割高な料金ですよね。

〇〇ラテのshortでも500円くらいかかりますし、〇〇クリームフラペチーノのtallサイズにすると高い商品は700円くらいしますよね(もちろん値段が値段だけに味は非常に美味しいですが)。こうなるとアルコールと大して料金的にも変わらないどころか逆にスタバの方が値段が高いのではと思います。もちろん、アルコールの場合はつまみなども付随して頼むので、結果的に高くはなりますが。

飲む打つ買うという行為セーブできれば、それだけで数万という単位のお金が手元に残るのがわかると思います。ここで大切なのはやめるではなくセーブするです。いきなり全部止めようとしても絶対にストレスから元の木阿弥になってしまいます。

世間では資産運用が大事、老後2000万円必要だから今のうちに資産運用で毎年複利で資産を形成しようという動きがブームですが、その前にやることとしては衝動を抑えて支出をコントロールすることです。

資産運用や収入は自分の力である程度は伸ばすことができますが、それでも不確定な要素はあります。会社が利益を出して成長していけるかどうかは、自分1人の力ではどうしようもないですし、資産運用については完全に自分の力ではコントロールしようがありません。

一方で、自分の支出に関しては自分の責任ですからコントロールできますね。なので、まず始めることは支出をコントロールすることだと思います。

これができないといくら資産運用を勉強して、投資信託や株式投資、FXをしたところで絶対に資産を形成することはできないと言えるでしょう。

そのために必要なことは衝動をある程度抑えることです。私も競馬は今でもやっていますが記録をつけて1ヶ月ここまでなら使ってもいいという予算を決めて使っています。むしろこれを決めていない人はギャンブルをやっていけないと思います。ギャンブルは負けるものと捉えて楽しむくらいがちょうどいいと思います。

某芸人で毎週何百万円という金額を賭けてそれをネタにしていますが、あれは反面教師ですね。

さて、衝動を抑えると言っても毎日仕事でストレスは溜まりますし、慣れない仕事を覚えるまでに先輩からも厳しいことを言われますからやはりストレスはありますよね。

ということで次から具体的な方法を紹介します。

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