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無理をしない

こんにちは。

今日は、OJTの中で感じていることを記事にしたいと思います。

OJTの中では、新しい仕事を覚えていかなければいきませんし、講師や同僚からも自分の仕事を監視されている気分で教える側も責任があり、ストレスが溜まると思いますが、OJTを行う側も非常にストレスが大きいです。

このOJTの中でストレスに耐えられずに、退職してしまう事象も多いようです。新卒で入社した社員の3割が3年以内に退職しているというデータもあります。特に、労働時間に縛りがないような飲食業、サービス業、宿泊業などは50%以上の社員が、離職しています。

離職することは、会社にとっても採用コスト、教育費が無駄になってしまいますし、離職する本人にとっても辛いことであります。

OJTだと忙しい中で仕事を教えなければならない先輩社員の負担も増えますし、そんな中でわからないながらも教わって仕事を覚えなければならないという新人社員にもプレッシャーが大きいです。

私も今はOJTで未経験の仕事を覚えている段階ですが、やはり毎日覚える仕事は多いですし、ストレスも見学(インプット)⇨実践(アウトプット)に移行する中で非常に大きいです。

そんな中で潰れないための考え方や行動についてこの記事では書きたいと思います。

1、自分は自分、他人は他人と割り切る

先輩社員の方がとても早く仕事をこなし、自分は毎日怒られながらも、必死に仕事を覚えよとしている。でも、なかなか仕事が思うように習得できない。そのような袋小路の状況に陥ってしまっているのは、私だけではないはずです。

先輩社員から、来月から独り立ちしてこの仕事をこなしてもらわないと困るとプレッシャーをかけられている人もいるかもしれません。

こんな状況になると焦りますよね。しかも、毎日仕事を覚えることは多く残業時間も増えている状況です。このような状況の中で、どう対処すればいいか。

私は、ACTのテクニックの一つとしてディフュージョンというテクニックで今何とか乗り切っている状態です。ACTでは、実際に起きた出来事に対する自分自身の対応を以下の3つに分けます。

・思考:頭の中での物語

・イメージ:頭の中に浮かんだ映像

・感覚:身体に起こるイメージ

上で紹介したような同僚からのプレッシャーや上司からの圧力を言われたことに対して自分自身の中でネガティブなイメージが形成されています。

ディフュージョンでは、思考と現実の行動を切り分けるための状態です。例えば、自分は仕事を覚えられない、容量が悪いと思っていてもその感情だけをずっと抱えていても、将来にとっていいことはないです。であれば、仕事を少しでも早く覚えるために仕事で習ったことを少しでも復習するなどの行動を取ることが大事だよねということです(実際に仕事でストレスが溜まっているときに行動に移すことは非常に難しいです)。

なので、思考と行動を切り離すワークとして、「私は。〇〇という考えを持っている」と紙に書いてみましょう。という考えを持っているという言葉を最後に付け足すだけで自分の思考に区切りをつけるようなことができるのではないでしょうか。例えば、私は仕事ができないダメな人間だという考えを思っている、と紙に書いたとしましょう。紙に書いてみると「いや待てよ、仕事ができないからといってダメ人間というわけだはないよね。仕事が早い人でも問題となるような行動をとっている人はたくさんいるし、仕事だけが全てではないよね」という考えが出てきます。

これは、主語をあの人はに置き換えても使えます。「あの人は、〇〇という考えを持っている。」と紙に書いてみます。「同僚の▲▲さんは私に対して仕事が遅いという考えを持っている」と紙に書いてみると「それってあなたの感想ですよね。」とひろゆきさんのような論破ができますよね。

仕事では、上司や先輩、私生活では親や家族が色々と言ってくると思いますし、その中で自分自身の心が疲弊している人も多いと思います。このテクニックで自分は自分、他人は他人と割り切ることができれば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。

2、スモールステップを大事に

あとは、1日に一気に全て覚えようとしないことです。全て覚えようとしても限度がありますし、無理なものは無理です。

階段を1段飛ばしでなら登ることはできますが、6段飛ばしで上っってくださいと言われても無理ですよね。試みても間違いなく躓いて大怪我をしてしまいます。

なので、1日の中で覚えた仕事の内容を振り返って今日は、このくらいは覚えたねと毎日1つでも覚えることが大事です。むしろ、一気に詰め込もうとすると間違いなくパンクします。同僚は、この前も教えたよねと嫌味のようなことを言ってくるかもしれませんが、その時は上で紹介したディフュージョンのテクニックでスルーしていきましょう。

自分のペースでできることをやっていきましょう。それでも毎日のように嫌味を言ってきたり、いびってくるような職場であれば見切りをつけることも大事だと思います。

職場は一つではありませんから。離職率の高い会社に将来的な未来はありませんし、見切りをつけることもときには大切です。

話が少し脱線してしまいましたが、時間を味方につけて毎日できることをこなしていく。そして、自分の習得状況がどのくらいなのかをしっかりと上司にフィードバックすることが非常に大事だと思います。

3、疲れた時はゆっくりと休む

休みの日には、仕事のことを考えないように切り離すことも本当に大事だと思います。

そのためにも、今の瞬間に集中できることを行うことがいいと思います。

何もする気がないと無意識に仕事のことを考えてしまいますし、ネガティブな妄想に囚われてしまいます。

であれば、今集中できることを楽しむことがいいと思います。

何でもいいです。映画でもいいですし、読書でもいいですし、旅行でもいいと思います。ただ、過度な飲酒やギャンブル、買い物は後で後悔することになるので、注意したほうがいいと思います。あとは、ニュースもネガティブな話題が多く余計にストレスが溜まってしまいます。

私は、日曜日、初めて阪神競馬場に行くのでそのことを楽しみにあと2日間の仕事のモチベーションにしています。

休日は、仕事を忘れるためにもゆっくりと身体を休めましょう。

4、まとめ

仕事で追い詰められそうな時の考え方や休日の過ごし方について記事にしました。

基本的にストレスがかかっている時というのは、自分が成長している時ですし、決して悪い事ばかりではありません。下の記事でも紹介しています。

とはいえ、やはりプレッシャーのかかる状況が毎日のように続いてしまうと辛いですよね。そのためのセルフケアや他人の声を気にしすぎない脱フュージョンのテクニックやスモールステップで自分自身ですこ少しずつ成長している感覚を手に入れることが大事だと思います。

あとは、休日は自分の楽しみとしていることで仕事のことを忘れてオンオフを切り替えることが本当に大事だと思います。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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