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表情も重要なコミュニケーションツール

 こんにちは。

 昨日は、言葉はとても大事だよということを記事にしました。

 今日は、表情も大事なコミュニケーションツールという話をしたいと思います。

1、表情は人種、国籍を問わない

 高橋優さんの曲「福笑い」の歌詞の中に

「きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて世界と思う」

 という歌詞があります。

 前職と前々職ではベトナム人実習生と仕事をしました。私は、ベトナム語を勉強はしているものの、声調など難しくしかもネイティブな話し方はとても早いのでほとんど分かりません。

 しかし、彼ら彼女らの仕事に対する真剣な表情、休憩時の明るい笑顔を見るとこちらもとても元気をもらえます。

 それくらい、表情というのは周りに与える影響が大きいということです。言語が通じなくても表情は万国共通です。

2、表情の力は偉大なり

 上にあげた高橋優さんの福笑いの歌詞の冒頭部分

「あなたが笑ってたら 僕も笑いたくなる

 あなたが泣いていたら 僕も泣いてしまう」

 とあります。確かに親友や彼女、家族の感情に自分自身の感情は影響を受けますし、その逆も然りです。それだけ、表情というものあ周りに影響を与えます。

 これは何も周りだけではなく自分自身に対してもです。自分自身が暗い表情を1日中していたら、その1日はとても充実した、とはならないでしょう。逆に笑顔が多い時間があれば、やはり充実した1日になると思います。

 私が30年以上日本で暮らして感じることは、日本はあまり表情を表に出さず、それがまるで美徳のように感じることです。人間には喜怒哀楽という自然な感情を持っており、これがで出ないのは不自然です。

 一家の大黒柱の父親が眉間に皺を寄せて暮らしていたら、一緒に暮らす家族も気を遣って疲れますし、上司が険しい表情をしていたら部下にも余計にストレスがかかってしまいます。上司にも責任があるので、終始ヘラヘラするわけにも行きませんが、笑顔が出るときには自然に笑顔が出たほうが職場も明るくなり、社員のやる気が溢れ生産性アップにも向上するのではないでしょうか。

 お店で買い物する時をイメージしてみてください。自然に笑顔で「お買い上げありがとうございます」と言われるのと、マニュアルをただ読み上げたような感じで「お買い上げありがとうございます」と言われるのでは、印象が全く異なります。当然、前者の方がまたこの店で買い物したいと感じるはずです。

3、こんな時代だからこそ笑顔は本当に重要

 今は、ニュースで新型コロナの話題ばかり取り上げられます。そのため、なかなか笑顔になる機会が減っているように感じます。新型コロナ第4波襲来か!?と不安を煽り、聖火リレーの沿道の密を批判したり、誰々の送別会を批判したりと、批判批判批判ばかりでうんざりしてしまいます。

 新型コロナ感染拡大のニュースで不安になるのは仕方のないことですが、ワイドショーやニュースの新型コロナの報道ばかり見ると怒りと不安という負の感情のスパイラルにハマってしまいます。

 またまた高橋優さんの「福笑い」の歌詞の一部を引用しますが

「奪い合うことに慣れ 疑う人で溢れ そこに誰か泣いていても 気に留める人もいない、、」

 今の世間がこのような状況になっているのではないかと感じます。家も職場も新型コロナでピリピリムードで、旅行、飲み会自粛など言われれば、それは心もまいってしまいます。

 しかし、今のような世の中になって、これまで当たり前にできた旅行やスポーツ、 ライブ観戦などの日常に感謝できる機会なのではないでしょうか。そして、そんな中でも働いている看護師やスーパーマケット、公共交通機関の方々にも感謝する機会ではないでしょうか。なので、スーパーのレジでは笑顔で釣り銭を受け取る、笑顔でありがとうというだけで自分の心も少しは晴れると思います。

4、笑顔を少しでも引き出すために

 とはいえ、今の時代簡単に笑顔を作れるものではありません。無理矢理笑顔を作っても、やはり不自然に感じ、逆に嫌悪感を抱いてしまいます。なので、自然に笑顔を作り出すために日頃意識して行っていることや考え方を紹介します。

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