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味わってみたい物語

あんたにも読んでみたい話ってのを思いつく瞬間なんてのがあるかい?

普段はあんまりドラマとか見てないんだけれど、セクシー田中さんはなんとなくhuluで目に入ったから見てみたんだけれど、なんとなくオモロイって思って見続けているんだよな。

原作はマンガだっていうことらしいので、なんとなく表紙だけ見てみたんだけれど、なんとなくメディアミックスすることで真価を発揮したんじゃなかろうか?って思ったんだよね。

なんとなく絵柄がNANAっぽくない?

その意味ではいわゆる少女マンガっぽい印象を受けたんだよね。

絵柄がある意味で個性がとがっている印象があったので読み手を限定している雰囲気を感じたんだけれど、たぶんドラマを入り口に読者のヒトが増えるタイプなんじゃないかって思ったんよ。

扱っているテーマが「少女」のそれとはちっとずれているとも思ったしね。

で、そんな風にドラマを楽しんでいるときにふと思ったんだ。

あ、こんな感じの話をもっと味わいたいなぁって。

でも「こんな感じ」って言ってもなんだかふわっとしているよな。

今回は俺の読んでみたい物語ってのを言葉にしてみる回だ。

まあ、俺の思いついた備忘録にちっと付き合ってくれよな。


作品のテーマ

まずは味わってみたいテーマからだよな。

これはなんとなくオモロイかもしらんと思ったのが「最近の複雑な人間関係の中で成長する子ども」ってやつなんだよな。

俺らがガキンチョの頃に比べると、子どもたちを取り囲む環境ってのは「ホントに同じ国か?」って思うくらいに違っているような気がする。

生まれたときから家に家庭用ゲーム機があり、インターネットがあり、SNSがある世界での子どもたち。

そいつを等身大の大人が眺めることで見えてくるものと、そんな大人を見て変わっていく子どもたちと大人たち。

そんなんが味わってみたい感じがするのだよ。ふははは。

物語の舞台

テーマが決まったら、そのテーマを表現する舞台だな。

なんつっても子どもの成長を描くのが目的なんだから、やっぱ舞台は学校ってことになるよな。

学校を舞台に学級崩壊だのいじめだの、友情物語だの、集団生活だのを描くことで、そこで子どもが感じた何かってのをあぶりだしていく。

で、そのままだとありきたりな学園ものってので終わっちまうから、スパイスとして突っ込む要素がいるよな。

大人の視線でありながら子どもの心を失っていないような破天荒な大人がその学園に関わっていくのがオモロイ。

そうか。いっそのこと主人公の子どもの親がクラスメートになるとか良いかも知らん。
35歳の高校生のオッサン版とかってイメージかな。

あの話は、ちっと大人が大人すぎるイメージもあるから、もっと破天荒な奴が良い。

ものすごく時代錯誤な人物像が良いよな。

例えばケガで仕事をすることが出来なくなってしまった腕っこきのとび職人がカミさんに「あんたなんか小学生からやり直したらいいんだ!」くらいに言われて「べらんめえ!上等じゃねぇか!!行ってやらぁ!!」くらいの勢いで無理やり息子のクラスメートになるって感じ。

振り回される主人公

で、当然そんなわけのわからない状況に追い込まれて戸惑いまくる息子だけれど、普段から自分の言うことに耳なんて傾けない父親に対しての反感もあって、「あいつと俺は違う」みたいなすねた態度をとる息子。

そいつがこの物語の主人公だな。

父親とは性格が真逆で、どっちかって言うとクールな印象。
悪く言えば斜に構えて世の中をバカにしているような子どもが良い。

そうだなぁ。スネ夫みたいな性格のアルミンがいいな。きっと。

そんな主人公のクラスメートとのもともとあった軋轢みたいなものにべらんめぇオッサンが突っ込んでいってハチャメチャにしていく。

そこで主人公は世の中の理不尽さとそれを変えていく面白さを同時に感じて自分と回りを変えていく物語。

なんか読んでみたい気がしね?

なあ、あんたはどうだい?

どんな物語を味わってみたいと思う?

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