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傷つけたい感情から俺たちを救う言葉

あんたも周りに居るヒトとの関係性ってやつについて考えることがあるかい?

オッサンになってもガキンチョのころでも、周りにいるヒトって存在はめちゃくちゃでかい存在感を持っているじゃんか。
なんつっても、ヒトがヒトとの関係性で生き延びる生き物だってのは歴史を振り返ってみれば避けようのない事実ってやつだもんな。

それ故に、ヒトとの関係をうまく出来なかったときに、そのうまくこなせなかった関係性ってのは、ホントに双方に対して痛みを伴うものになると思うわけだ。

普通にオッサンの経験値を振り返ってもあるじゃん。
そう言う悩み事ってさ。

今回は人間関係がうまく行かなかったときに、その原因を自分に探す難しさについて考える回だ。

ちっと自責化と他責化って言葉について考えてみようぜ。

仲間を傷つけるって動機

今回、ヒトとの関係性ってテーマをくれたnoteがあるんだよ。

これってさ、メチャクチャ難しいテーマじゃね?

今の今まで、一緒になって同じ目的に向かって活動してきた仲間がいて、その仲間に対して「傷つける」言葉を残して去るってヒトがいるってのはリアルにあることだと思うんだ。

でも、それと同時に「誰かをやっつけたい」って日常的に思うってこともレアな感情だと思うんだよね。
常日頃から誰かをやっつけたいって思うのって、スゲーでっかいエネルギーがいるじゃんか。

俺たちは、日々の自分の生活をこなすので精一杯で、そんな巨大なエネルギーを自分の中に蓄積していくことなんて出来ないって思うのよ。
そら、あれよ?
ムカつくやつも、納得行かないやつもいるさ。
でも、そのヒトをやっつけたいって思うよりは、そのヒトと距離を起きたいって思うのがオッサンとしては無難な選択ってやつになると思うんだよね。

それでも誰かを傷つけること。そのコトそのものに魅力を感じるヒトがいるってのは現実だってことなんだろう。

ヒトを傷つける魅力について考える

誰かを傷つけたいって欲求にかられるヒトがいるってのが現実だとして、俺なんかには想像もつかない感情のエネルギーを溜め込んでいるヒトってことなんだよな。

そのエネルギーってどこから来るんだろうか?

ガキンチョの頃なら「カチーン」って来た瞬間に売り言葉に買い言葉ってやつで誰かを傷つけてしまうことってあると思う。
でも、ももまろさんが取り上げたような「去り際に傷つけていく」って行為は、もっと意思が込められていると思うんだよな。

この負のエネルギーを日々感じながらそのエネルギーに身を焼かれていく生活がもたらす苦痛って想像を絶するものがあると思う。

なので、大抵の場合はその感情に蓋をするなり、気をそらすって技術をヒトってのは自然と身につけているもんだと思うんだ。
つらいのヤダモン。

でもその技術を使うこと無く、ひたすらに自分と他人を傷つけ続けるって意思。
多分、その意思を維持するために必要なものがあると思うんだ。
何かって?

強烈な自己否定感だ。

だってそうだろ?
自分を傷つけ続けないと自分を認識できないって感覚がなければ、他人ごと自分を焼き尽くすような感情なんて維持できっこないって思っちまうんだ。

自己肯定感を高めるやり方

そう思って、自己肯定感ってキーワードでネットを探してみると、あるわあるわ。その手のページ。

やっぱ、この情報過多な時代ではちょっとした事が起きると、自分を否定したくなっちまうってヒトがいかに多いのかって話だよな。

自己肯定感が高いヒトは「ありがとう」をよく言うだとか、行動を起こすことに抵抗が少ないとか、色々書いてある。

そんなのを眺めていて、ふと思い出したことがあった。

夢をかなえるゾウのドラマって昔やってたの知ってる?

このスペシャルドラマの方で小栗旬が言われていたこと。

ピンチのときほど「運がいい」って言え。

これってさ。負の感情をプラスに変える技術の極みだと思うんだよ。

運がいいって言葉にすることによって、ヒトの脳の仕組み的に現状とのギャプを埋めるって働きが作用し始める。

つまり自分は運が悪いって感じているのに、運がいいって自分で言っているから、脳はそのギャップを放置できないんだそうだ。

結果として「なんで運がいいのか」ってのを自然と考え始めて、その結果無理やりかもしれないけれどその「運がいい」理由を作り上げてくれる。

ドラマの中で小栗旬が泣きながら「運がいい」って言っていたのがすごく印象に残っているんだよ。

多分だけれど、去り際にヒトを傷つけたいって思うヒトが「運がいい」って言葉に出来ていれば、そのヒトも周りのヒトも傷つけずに済んでいたかもって思うんだ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは「運がいい」と唱えることで、俺たち自身と周りの仲間を救う事ができると思うかい?

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